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好調な売れ行き ニチモ他「リバーフェイス」


「リバーフェイス」完成予想図

 

5年前と比べ4割価格上昇 それでも割安感

 昨日は、南千住の東急不動産「ブランズタワー南千住」を紹介したが、同駅圏で好調な売れ行きを見せているのがニチモ・東武鉄道・近藤産業・長谷工コーポレーション4社JVの「リバーフェイス」だ。

 東京メトロ日比谷線、JR常磐線、つくばエクスプレス南千住駅から徒歩14分、荒川区南千住3丁目で建設中の20階建て全303戸の規模だ。専有面積は67.27〜98.32u。坪単価は200万円。設計・監理は長谷工コーポレーションエンジニアリング事業部、施工は長谷工コーポレーション・日本国土開発。竣工予定は平成21年2月末。販売代理は長谷工アーベスト。

 昨年9月から販売が始まっており、現在まで約半分が契約済みだ。グロスの張る5000万円台の住戸がやや契約まで時間がかかっているが、来年2月の竣工までに完売するのは確実だ。販売を担当する長谷工アーベストの担当者も自信満々だ。

 駅からはやや距離があるが、再開発が進むエリアで、南向き、近くには大型商業施設、行政機関、医療機関なども揃い、隅田川の入り江に隣接するという恵まれた立地にあるのが人気の要因だ。

 ニチモと近藤産業は5年前、同駅圏で早期完売した全620戸の「トキアス」の売主に名を連ねていた。その物件も施工は長谷工コーポレーションで、販売は長谷工アーベストだった。長谷工アーベストは、その後も約1300戸の藤和不動産他「新大陸」の販売を担当しており、こちらも早期完売している。

 関係会社にとって南千住はいわば手の内≠ノ入れたエリアだ。この物件に限ったことではないが、長谷工アーベストの販売事務所の設営も巧だ。ビジュアルに分かりやすく物件の特徴が説明されている。モデルルームの出来もいい。

 5年前の坪単価は140万円台で、当時から比べると4割近い価格上昇だか、周辺エリアの価格上昇によってまだ割安感があるのも人気の要因の一つか。

 

(牧田 司記者 2月8日)

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