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三菱地所 サンシャインシティを連結子会社化

 

 三菱地所は2月4日、サンシャインシティの株式を公開買付けにより取得、連結子会社にすると発表した。

 同社は現在、サンシャインシティの発行済株式総数の約32.23%に相当する12,376,300株を保有しているが、これまで以上に関係を緊密にするために、サンシャインシティの発行済株式総数の約27.77%に相当する 10,663,700 株を上限として株式の公開買付けを実施する。買付代金は13,862,810,000円(1株当たりの買付け価格1,300円)。買い付け期間は平成20年2月5日(火曜日)から平成20年3月13日(木曜日)まで。 買付け等後における株券等所有割合は 60.00%になる予定。

 記者は、まさか三菱地所がサンシャインシティの筆頭株主だったとはしらなかった。西武鉄道グループの西武百貨店か西武不動産だろうと思っていた。持ち株比率は西武百貨店が11.87%で、西武鉄道は2.52%にしか過ぎない。

 買い付け価格が高いのか安いのか、記者は判断材料を持たないが、池袋といえばサンシャインというネームバリューと、その後の地下鉄開業による利便性の向上などによって価値は飛躍的に高まっているはずだし、安い買いものをしたということだろう。公開買付にサンシャインシティも合意している。

 

(牧田 司記者 2月4日)

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