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大京3月期決算 増収減益 完成在庫も倍増

 大京は5月12日、平成20年3月期決算を発表した。売上高3941億円(前期比△4.6%)、営業利益311億円(同▼11.1%)、経常利益277億円(同▼15.6%)と増収減益。当期純利益は、繰延税金資産を取崩したことなどにより162億円(同▼34.1 %)となった。

 主力のマンション事業では、戸当たり単価の上昇などにより売上高は3010億円(同期比98億円増)を確保したものの、棚卸資産の評価減などにより営業利益は278 億円(同▼11.9%)となった。売上計上戸数は7841戸で、期末完成在庫は818戸。完成在庫は前期末より417戸増加した。

 次期の業績見通しでは、売上高3920億円(同▼0.5%)、営業利益145億円(同▼53.4%)、経常利益95 億円(同▼65.7%)、当期純利益95億円(同▼41.6%)を予想している。


                                                                      (牧田 司 記者 5月12日)
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