RBA HOME> RBAタイムズHOME >2008年 >

サンフロンティア不動産3月期決算 2ケタ増収減益

 サンフロンティア不動産は5月8日、平成20年3月期決算を発表。売上高は485億円(前期比△36.6%)と大幅に増加したが、営業利益は69億円(同▼20.1%)、経常利益は63億円(同▼23.4%)、当期純利益は36億円(同▼24.8%)と大幅な減益となった。

 主力のリプランニング事業は、「都心部のオフィスビルへの特化」を進め、在庫物件の入れ替えを積極的に行ったり、市場流動性の低い物件や、既存テナントとの権利調整に長期間必要となる物件などは簿価を下回る水準でも売却を行った。

 また、個人富裕層や一般事業法人、特に事業用資産の買い替えや相続税対策などの目的での購入を希望する顧客層への販売活動を強化した結果、販売棟数は第1〜3四半期の累計が22棟であったのに対し、第4四半期のみで25棟の販売を行った。

 その他アセットマネジメント事業、不動産証券化事業は大幅な増収増益となった。

 平成21年3月期業績予想では、売上高570億円(前期比△18.4%)、営業利益76億円((同△9.2%)、経常利益65億円(同△2.4%)、当期純利益37億円(同△1.4%)を見込んでいる。

                                                                      (牧田 司 記者 5月8日)
ページトップへ戻る