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野村不動産HD 3月期決算 大幅2ケタ増収増益

 

 野村不動産ホールディングスは5月2日、平成20年3月期決算を発表。各部門とも好調で、大幅な増収増益となった。

 連結売上高は4114億円(前期比12.1%増)、営業利益は698億円(28.4%増)、経常利益は602億円(27.1%増)、当期純利益は352億円(34.1%増)。

 主力の住宅事業は、期末完成在庫として「プラウド新浦安」と「プラウド藤沢ウエスト」などで 275戸を計上したが、総じてマンション・戸建て分譲が好調で、売上高 2388億円(16.0%増)、営業利益260億円(10.3 %増)となった。

 ビル事業は売上高 568億円(10.8%増)、営業利益94億円(12.4%増)。資産運用部門は、運用資産残高が1兆円を超え、売上高805億円(16.1%増)、営業利益347億円(73.5 %増)となった。

 仲介・販売受託事業は、売上高301億円(8.5%減)、営業利益63億円(8.2%減)となり減収減益。

 平成21年3月期の業績予想については、売上高 5000億円(21.5%増)、営業利益715億円(2.4%増)、経常利益 615億円(2.0%増)、当期純利益355億円(0.7%増)を見込んでいる。

 平成 20年3月期の配当については、期末配当金は15円を予定しており、年間で30円となる予定。次期の配当について中間期、期末ともそれぞれ20円とし、年間40円(当期比10円増)を予定している。


                                                                      (牧田 司 記者 5月2日)
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