親子対決は　三井不動産住宅リースに軍配

　　三井グループ〝親子対決〟住宅リースに軍配

住宅リース・居波投手　拙守にめげず完投

味方の拙守にもめげずに力投する三井不動産住宅リース居波投手

　失策は双方仲良く？　４個ずつ

　三井不動産住宅リースが逃げ切り。居波投手が緩急を使った絶妙のピッチングで〝親会社〟三井不動産を翻弄。最後は見方の失策でピンチを迎えたが、２安打３失点完投。三井不動産は守備が破綻。まさかの敗戦。

　三井不動産住宅リースは初回、敵失で出塁した２番・藤田を２塁に置き、３番・水野が２塁打して還し１点先取。３回にも水野の適時打で１点追加。１点差とされた５回には、５番・片岡の２点２塁打でリードを広げた。

　居波投手は、味方の４失策にもめげずに２安打３失点完投。自責点０の力投。

　三井不動産はまさかの敗戦。２安打では打つ手なし。前試合で素晴らしい守りを披露したが、この日は４失策。すべてが失点につながり自滅。その一方で､３得点はすべて敵失によるもの。

○土屋監督　参加２年目で決勝リーグ。（抽選会では）うちはまったくの無印だったので余計にうれしい

○ナイン　（失策ばかりで居波さんがかわいそうでは）失策は１桁だったと思うが…（責任を感じていた）

●工藤監督　エラーが多い（と呆れるしかなかった）

平凡なショートゴロだったが、返球が大きく逸れて生還する住宅リース藤代（捕手は三井不動産・工藤）

左から住宅リース居波、土屋監督、三井不動産・工藤監督、篠原（篠原は３三振）

（牧田司記者　７月９日）