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　三井リハウス　左腕新人��ハジライ王子�≠ｪ快投

三井リハウス東京の左腕新人��ハジライ王子�≠ｱと長嶺投手（２３）

リストはエース佐藤が不調　主力の左打線も沈黙

勝利に沸くリハウスナイン

　三井リハウス東京が強豪リストに快勝。入社半年の左腕新人��ハジライ王子�≠ｱと長嶺投手（２３）が完投こそ逃したが､強打のリスト打線を５回３分の２投げて２安打２失点に抑える快投をみせた。打線もリストの好投手・佐藤を攻略２回に一挙５点を挙げた。リスト佐藤投手は制球を欠き、主力の左打線が抑えられた。

　リハウスは２回､内野安打と２死四球で無死満塁の好機を作り､８番・小池の内野ゴロでまず１点、９番・藤田が押し出しの四球を選び追加点を挙げた。続く１番・引地が左翼前に運び１点追加。その後も押し出しと４番・小泉の犠飛で２点を挙げ、この回大量５点をもぎ取った。

　３点差に追いつかれた５回にも敵失と安打などで 1点を挙げ突き放した。

　先発の新人・長嶺投手は威力のある直球と微妙に変化するカットボールでリスト打線を翻弄。最終回の６回には、安打と２つの四球から２死満塁のピンチを迎えたが､ここで登板した藤田投手が凡飛に討ち取った。

　リストはエース佐藤の不調が誤算。球が高めに浮き、制球も欠いていた。５回まで８四死球を与えた。

　打線は敵失がらみと１番・早坂の適時打により２点を挙げたのみで､３番・海藤、４番・杉山、６番・下田の左打線が無安打に抑えられた。

○外内監督代行　勝ててほっとしている。長嶺の好投に尽きる。エラーもなかったし、チャンスに打てた（無死か敢行したスクイズは失敗したが､最終回のピンチには継投がズバリ的中。思い切った采配をふるった）

●倉持コーチ（元ロッテ投手）　敗軍の将、兵を語らず。完敗です。（記者は西武ファンで､倉持さんによく抑えられたので大嫌いでした）西武？　僕は西武には防御率１点台だったと思う。外国人を完璧に抑えた。今の西武は、伊東監督も大変だろう。投手力を立て直すしかないだろう。それとカブレラが奮起する以外ない

リストベンチ（中央が倉持コーチ）

「社員旅行中の監督（安西）にいい土産話ができました」長嶺投手

　三井リハウス東京に頼もしい２３歳の新人投手が加入した。埼玉県浦和市出身の長嶺選手だ。入社して半年しか経っていないが、「監督（安西）が社員旅行で留守ですが､いいお土産ができました。小学校から高校まで野球をやっていましたが､大学は経済的に難しくて行きませんでした。死球を当ててしまった相手の選手（清水選手と下田選手）には申し訳ないことをしました」と、安西監督が聞いたら涙が出るほど喜びそうなコメントを、恥かしそうにですます調で礼儀正しく答えた。

　小泉主将から「彼は礼儀正しい。何とか王子をつけてやってよ」といわれ､顔を真っ赤にした。そこで��ハジライ王子�≠ﾆ命名したが､どうだろうか。

三井リハウス東京の外内監督代行（左）と長嶺投手