応援含め総勢30人の声援に完全試合で応えた青木
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旭化成リフォーム 水島肩痛で降板が全て サンフロンティア不動産の新人・青木投手が快挙を成し遂げた。第5回大会にナショナル住宅産業(現パナホーム)の野中投手が対三菱地所戦で6回を投げ4−0で下した試合以来14年振り、歴代2人目の完全試合を達成した。三振が6個で、内野ゴロ・飛球が9個、外野飛球は3個だった。旭化成リフォームはエース水島が肩痛で本来の調子でなかったのが全て。攻守に精彩を欠いた。 サンフロンティアは初回、肩痛からか本来の出来にはほど遠い相手投手・水島から先頭打者の芳賀が右翼前に運び、次打者・小林は倒れたが、3番・二宮が死球でチャンスを広げ、芳賀の3盗を相手捕手が3塁に悪送球する間に芳賀が還り1点。続く青木が左翼前安打を放ち1点追加した。 追加点が欲しい5回には、相手2番手の太田から3つの四死球と二宮、青木の長短打などで一挙4点を上げてダメ押し。 青木は完璧の投球内容で、6回まで三者凡退に退けた。選手、応援団を含め総勢約30人の声援に、完全試合というこれ以上ない快投で応えた。 旭化成リフォームは、頼みのエース水島の不調が全て。初回から顔をゆがめながら投げる姿が痛々しかった。打線も青木投手の好投の前に打つ手がなかった。 |
旭化成 打安点 |
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巨人・林投手と同期の青木 東京ドームにチームを導くか 青木投手が素晴らしいピッチングを披露した。市立船橋出身で、「巨人入りした林より上」という小林の触れ込みで注目された投手だ。 2回戦では東電不動産相手に延長サドンデスで敗れはしたものの好投。評判どおりの活躍を見せた。ところが、3回戦では「どうも調子がおかしい」と1回で降板。ナインの顰蹙を買っていた。この日は球威、制球力とも抜群で強打の旭化成リフォーム打線を寄せ付けなかった。一発快投で信頼を取り戻した。 打撃力もあり、東電不動産戦では3塁打を放っており、この日も2塁打を含む3安打3打点の猛打賞。 準決勝相手のポラスはエース内田が故障で投げられない。東電のエース清水も故障、ケンの庄司も理由は分からないがこの日欠場した。サンフロンティアはダークホースどころか、が然優勝候補の筆頭に浮上した。青木は、今秋結婚する同期の林投手の結婚式にも呼ばれているそうだが、この日のようなピッチングをすれば、林もできていないドームでの胴上げ投手になるかもしれない。 堀口社長以外に4人しかいない役員のうち長谷川常務と望月常務が選手として出場するのだから、選手も頑張るはずだし、大応援団も駆けつけるはずだ。 ○長谷川総監督(常務) うちはチャレンジャー(5回に代打で出場。四球を選んだ) ○望月監督(常務) 旭化成リフォームさんとは万全のときもう一度対決したい(と相手を気遣った) ○二宮 僕は、午前中の中央区の大会の準々決勝で完封勝ちしてきた。この試合は青木に任せる(試合前に) ●辻野監督 ヒット1本も打てないのだから、言うことなし ●水島 以前から痛かった(ガックリとうなだれていた) ●ナイン 5番(青木)しか打てそうな雰囲気はなかったが…
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(牧田司記者 11月18日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||