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年間300戸の建売り供給のクレバーが初参加

前平社長兼監督兼野手(右)と加藤氏

 

チーム引っ張るのはかつての川口高校のレギュラー加藤氏(37)

 東京23区を中心に神奈川、埼玉、千葉の都心よりで年間約300棟の建売住宅を分譲している株式会社クレバー(本社・練馬区豊玉、伊藤秀幸社長)グループが水曜ブロックに初参加する。

 同社は平成5年5月設立。売上高は100億円(平成17年度)、社員数はグループ含め160名。監督・兼野手を務めるのが、同社グループの中核企業のクレバーリアルエステート社長・前平智氏(44)だ。写真でも分かるように、とてもその年齢に見えない。身長180センチの長身で、体重は70キロ。スレンダーな体型に黒っぽいスーツと同系色のネクタイがよく似合う。


前平社長

 31歳で仲間と一緒に起業。「建売住宅が主力で、事業エリアは23区が中心ですが、神奈川、埼玉、千葉方面の都心寄りでも供給している。若い世代のお客様にこれしかない≠ニいわれるような住宅供給がモットー」という。価格競争に走りがちな最近の業界とは一線を画す。「目指すのは創建ホームズさんと同じようなレベルの高い住宅」ともいう。

 野球は、「中学生以来やったことがないが、5年前からまたやり始めている。体が覚えているみたい。守備はサード」と自信も見せるが、「最近、球が見えない」と不安ももらす。

 チームを引っ張るのは、同社富士見台支店営業部課長・加藤純哉氏(37)のようだ。身長175センチ、体重90キロ。前平社長と対照的な体格だ。

 球歴は、前平社長をはるかに上回る。川口市立川口高校野球部出身で、レギュラーを務めている。「2年生のとき県大会で優勝。3年のときは決勝戦まで進出。うちが負けて、勝った浦和市立は甲子園でベスト4まで進んだ」そうだ。

 「現在の体重は現役の頃から20キロ増えており、もう重くて走れないし、投げられない。ネットで出場チームのことを調べたが、みんな強そうで、場違いな感じもしないではない」と頼りないことをいう。

 しかし、この2人を除いた主力は30歳前後で、ほとんど高校時代では野球を経験しいてるようだ。

 2人の話から、決勝トーナメント進出には? マークもつくが、くじ運次第では 1 つか2つは勝つ力がありそうだ。

アール形状の屋根とルーバーが印象的な建売り デザインも秀


世田谷区赤堤の建売住宅

 同社が分譲した建売住宅を見学した。京王線下高井戸駅から徒歩8分、中高級住宅が建ち並ぶ閑静な世田谷区赤堤4丁目の一角に建つ土地面積約124平方b、建物面積約122平方b、価格は約8000万円の借地権付きだ。

 アール形状の屋根とルーバーバルコニー手すりが印象的な外観で、1階にはホールから眺められる中庭を設け、リビングダイニングは日照条件のよい2階に設置。屋根形状を生かし、天井高は3b以上ありそうだった。浴室は液晶テレビ付き。全体的にデザインがよく、設備仕様もいい。前平社長のいう通り、差別化が図られている。

 

(牧田司記者 4月20日)