積水ハウス大量２０点で圧勝 決勝Ｔ進出決める
積水ハウス・坂本選手
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |||
| コスモスイニシア横浜 | ０ | ０ | ２ | ０ | ２ | |||||
| 積水ハウス | ０ | ２ | 18 | Ｘ | 20 |
コスモスは鴛海－福田の慶大出バッテリーの欠場響く
積水ハウスが３回までに大量２０点を挙げ圧勝。コスモスイニシア横浜は、頼みの鴛海投手と福田捕手の〝慶大コンビ〟が欠場。竹松選手（現コスモスイニシア本社監督）が監督を務めていた３年前までの〝出ると負け〟状態に戻ってしまった。
積水ハウスは２回、９番・福瀧の適時打と１番・堀口の内野ゴロで２点先取。同点とされた３回には、この回先頭の坂本が右翼超え本塁打し再びリードを奪うと、打線が一気に爆発。６死四球に土屋の２塁打など打者一巡の猛攻で、相手先発の佐藤投手を打ちのめした。
積水はなおも攻撃の手を緩めず、代わった村上にも室賀、中村亮、山本の３連続２塁打などを浴びせ、打者２２人攻撃で大量１８点を奪った。
コスモスイニシアの敗因は鴛海、福田の欠場が全て。３回に敵失と押し出しで２点取るのがやっとだった。
コスモス 打安点
② 北 野 ３ １ ０
⑨ 斎藤貴３ １ ０
⑥１村 上 ３ １ ０
①６佐 藤 ２ １ ０
⑤ 戸 田 ２ ０ １
④ 齊藤修２ ０ ０
③ 森 本 １ ０ ０
⑧ 吉 田 ２ １ ０
⑦ 中 村 ２ ０ ０
振球犠
７ ４ ０ 19 ４ ２
……………………
積水ハウ 打安点
③５堀 田 ２ ０ ２
打 田 口 １ １ １
⑥ 植 田 ３ １ １
⑧ 坂 本 ３ １ ２
①３中村純２ ０ ３
⑨ 室 賀 ３ １ ４
⑦ 中村亮２ １ １
⑤２山 本 １ １ ３
② 杉 山 １ ０ ０
１ 土 屋 １ １ ２
④ 福 瀧 ２ １ １
打 上 野 １ ０ ０
振球犠
３ 11 ０ 22 ８ 20
……………………
投 手回安振球責
佐 藤 ３ ４ ３ ８ 11
村 上 １ ４ ０ ３ ４
……………………
中村純 ２ ２ ２ ４ １
土 屋 ２ ２ ５ ０ ０
本塁打 坂本 ２塁打
土屋 室賀 中村亮
山本
積水 上位進出に虎視眈々 東北福祉大の新人・上野が加入
積水ハウスがチーム力を図るため他の支店から数人の選手を補強する。中でも期待大なのが東北福祉大学硬式野球部出身の新人・上野選手（22）。大学時代は怪我でレギュラーには入っていなかったようだが、昨年の全国優勝メンバーに入っていたというから、相当の実力があるのは間違いない。
この日も、３回裏に代打で出場。結果は併殺打。２２人攻撃のうち１人で２アウトを喫すという最悪のデビューだったが、パンチ力不足のチームに頼もしい核の誕生だ。
○中村監督 打線がようやくつながりました。いつものように三番坂本が一試合一本のホームランを打ってくれた。それから流れが変わった。ピッチャーの調子が完全ではないので、次（決勝リーグ）までに練習してきます
○坂本選手 決勝トーナメントは上野次第
●村上監督 無念です。出直して来ます
●佐藤投手 次、頑張ります。
左から積水ハウス中村純投手、とコスモス・佐藤投手、積水・中村良監督
（10月３日）