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東京建物&安田不動産の戸建て「Brillia Terrace 三鷹の杜」

 

「Brillia Terrace 三鷹の杜」(外構・植栽に力を入れているのがよく分かる)

 

 「やがてこの街はブランドになる」看板に偽りなし

 東京建物(畑中誠社長)は、安田不動産(深澤正宏社長)と共同で開発を進めている東京都三鷹市大沢の大規模戸建分譲プロジェクト「Brillia Terrace 三鷹の杜」のモデルハウスを5月3日から一般公開する。

 現地は、 JR中央線「三鷹」駅バス14分(または「武蔵境」駅バス9分)「西野」バス停徒歩2分に立地する開発面積約1万6,000平方bの全95戸の規模。土地面積約118〜188平方b、建物面積約86〜105平方b。価格は6000万円台〜8000万円台になる模様だ。

 久々にレベルの高い建売住宅を見学した。現地には「やがてこの街はブランドになる」という文言の看板が立てられ、同じ内容のビデオが上映されていたが、看板に偽りはないと思った。現地を見ると、その会社の勢いがよく分かるが、この建売住宅がまさにそうだ。

 敷地はみずほ信託銀行の元グラウンドで、建ぺい率40%、容積率80%の地域。敷地南側には ICU 国際基督教大学の広大なキャンパスが広がる環境に恵まれた立地だ。オープン外構・植栽に力を入れており、ふんだんに植栽が施されているのが最大の特徴だ。敷地内の道路幅6メートルとあいまって、いかにも低層住宅街らしい雰囲気がある。街のシンボル的公園として桜の既存樹2本を配置した「さくらの杜公園」を新設しているのも特徴の一つだ。

 価格は未定だが、7000万円台が中心になる模様だ。国際基督教大学キャンパスに面した一部は売り建て方式とし、バリ島の高原リゾートをイメージしたものにするという。武蔵境駅圏は、いわゆるパワービルダーの建売住宅が多いエリアだが、比較にならないほど優れている。マンションと比較すると、価格の割安感もある。圧倒的な人気を呼ぶ可能性ありと見た。

新設された「さくらの杜公園」

 

(牧田 司記者 5月1日)

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