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三井不動産 霞が関「東京倶楽部ビルディング」竣工

「東京倶楽部ビルディング」

 

商業施設「霞ダイニング」は10月25日オープン

 三井不動産は9月26日、社団法人東京倶楽部と共同で進めてきた千代田区霞が関の建て替えビル「東京倶楽部ビルディング」(地下1階地上14階建て延べ床面積約2万3000平方b)が竣工、同施設低層部の商業施設「霞ダイニング」を10月25日にオープンすると発表した。

 同施設は、同社の代表的なビルのひとつ「霞が関ビルディング」に隣接。外観は、周辺建物との調和を考慮した縦基調とし、外堀通りに面する南面は庇や縦格子により彫りの深い表情とした。また、東西面ファサードでは周囲を映し出すガラスカーテンウォールを採用し、透明性を高めつつも窓際の熱環境を快適に保つため外壁を複層化したダブルスキンシステムをとり入れるなど、環境にも配慮した建物になっているのが特徴。

 4階から14階のオフィスフロアは、耐震・セキュリティ・情報化対応などにおいて最新の設備・仕様を備え、1フロア約1,100平方b・奥行21.8bの三面採光・無柱整形スペースとなっている。

 低層部1階から3階の商業施設「霞ダイニング」は、飲食店の集積が少ない霞が関エリアで、都心のオフィスワーカーや都心生活者を主なターゲットとする「大人のためのプレミアムダイニング」がコンセプト。日本初進出2店を含んだ飲食店舗9店と生花店1店で構成。施設内は、「カスミ」をテーマにしたデザインを散りばめ、上質で洗練された落ち着きのある空間を演出する。

 

(牧田 司記者 9月27日)

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