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伊藤忠都市がまたまたレベルの高いマンション

「ザ・レジデンス稲毛台」完成予想図

 

プライベートボイド&tきの建て替え「稲毛台」

 伊藤忠都市開発(相鉄不動産とJV)がまたまたレベルの高いマンションを分譲する。「ザ・レジデンス稲毛台」だ。 JR 総武線稲毛駅から徒歩7分、千葉市稲毛区稲毛台町の一角で建設中の4階建て全249戸(非分譲住戸48戸を含む)の規模で、今週末から分譲が始まる1期(92戸)の専有面積は約78〜101平方b、価格は4,440万〜6,540万円(最多価格帯4,600万円台)、坪単価200万円弱。施工はフジタ。

 まず立地条件がいい。周辺は第一種低層住居専用地域で、閑静な一戸建て住宅やマンションが建ち並ぶ一角だ。物件は元公団住宅の建て替え事業でもある。

 住戸プランがいい。全3棟構成でそれぞれがほぼ並行する形で建設される。平均専有面積は約85平方b、1階部分の住戸の多くは専用庭・専用駐車場付き。

 そして、多くの住戸にプライベートボイド≠ェ付いている。これまでのボイド≠フ多くは隣り合う住戸間に設けられてきたが、同物件では住戸内に設けられたものが多く、プライベートボイド≠ニ名づけられているのもそのためだ。これによって浴室や洗面所、キッチンなどに窓が設けられるようになった。

 バルコニーの奥行きは2 . 5メートルが基本で、ビューバス付き・バスコート付きもある。サッシは、同社の定番となっているノンレールサッシを採用。100平方メートルのモデルルームはオプション仕様だけでも1000万円ぐらいかかりそうだが、自然素材がふんだんに用いられており、素晴らしいつくりになっている。

 もちろん、大型物件だけに共用施設も充実している。ランドプランもいい。

 同社は、数年前に分譲して圧倒的な人気を呼んだ超長期定期借地権つき「タンタタウン」「アルボの丘」を筆頭に、ファミリークローゼットを提案した「ララヒルズ」、三井不動産との共同の家族の絆≠テーマにした「新浦安」、頭のよい子が育つ家≠提案した「さいたま新都心」など次々にヒット作を供給し、最近では立地・プランが抜群の「南万騎が原」も供給している。

 今回の「稲毛台」は戸数が多く、価格も新価格だけに早期完売とはいかないかもしれないが、千葉県下ではトップレベルの低層マンションといえそうだ。

 

(牧田 司記者 7月19日)

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