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「匠の技をアピールしたい」アキュラホーム宮沢社長 「第8回JAHB net (ジャーブネット)全国大会」(ホテルグランパシフィックで) |
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JAHBnetが累計5万棟達成全国大会開催 アキュラホーム・宮沢俊哉社長が主催するホームビルダー集団「JAHB net (ジャーブネット)」の第8回全国大会が7月17日、お台場・ホテルグランパシフィックで会員約900人を集め行われた。 今回の大会は、受注棟数が初年度の99年以降06年度末で累計5万棟を突破したのを記念する大会で、参加者も昨年の約3倍と盛り上がった。 年間の受注棟数でも9864棟に達し、住宅FC・VCの中では2位のアイフルホームの5100棟以下を大きく引き離している(アキュラホーム調べ)。大手ハウスメーカーを含めた受注棟数でも旭化成ホームズの1万806棟に継ぐ6位にランクされている。会員ビルダー1社当たりの受注棟数も昨年度は18.0棟で、全や年度の15.3棟を大幅に上回っている。 全棟耐震強度再確認、デザインコード全社員年3回参加、24時間換気扇の不具合改善全棟実施などを取り組んだのが成果となって表れた。 今年度は家づくり文化の復興を!≠掲げ、つくり手たちを主役に∞ものを作る喜び∞技を評価される喜び∞住まい手に感謝される喜び≠取り戻す活動を展開する。 大会では新生JAHB net 理念≠ニして日本の家づくりを変える∞匠のルネサンス∞家づくり適正価格宣言≠ネどを採択した。 俳優の地井武男さんをイメージキャラクターに起用したテレビCMも全国ネットで7月から開始した。 耐力壁ジャパンカップ&むさしのiタウンで見た企業姿勢 ジャーブネット全国大会で基調講演する宮沢社長 記者は、耐力壁ジャパンカップと東村山の「むさしのiタウン」の建売住宅を通じてアキュラホームを知った。それまでは、失礼ながら安かろう悪かろう≠ニいうイメージしかなかった。 しかし、東大研究所と共同でレベルの高い耐力壁の開発に取り組んでいる真面目な姿勢をジャパンカップで目の当たりにした。昨年は優勝もした。 そして、今年の「むさしのiタウン」だ。建売住宅のレベルは、大手のそれと比べても遜色ないものだったし、デザインレベルの高さに驚いた。徹底したコスト計算にもビックリした。価格が安くできるのは手抜き≠ナはなくて、過剰な設備、余分な工程を排しているからだということを実感した。 JAHB net の全国大会も初めて取材させていただいたが、宮沢社長の経営哲学、経営理念をうかがうよい機会となった。記者団から今年度の数値目標を聞かれると、宮沢社長は「棟数を掲げるのに疑問を感じている。会員数は2010年末に1000社にしたいとは考えているが、何事も自然体。優良な会員の1社当たりの受注棟数が増えてくれればいいとも考えている」と語った。 また、アキュラシステムのノウハウが流失する懸念に対しても、「特許だとかビジネスモデルだとかいろいろ言われるが、私には余り関心がない。他社のいいところを真似るのは当たり前。家づくりは料理と一緒。同じに見えても微妙に異なる。われわれはその微妙な味、匠の技をアピールしていきたい」と語った。
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(牧田 司記者 7月18) |
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