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これは売れる¢蝌aハウス工業「越谷レイクタウン」 「D'グラフォート レイクタウン」完成予想図 |
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環境共生先導都市<cfル 坪単価は170万円弱 大和ハウス工業は7月12日、UR都市機構が施行している「越谷レイクタウン」内の第一号マンション「D'グラフォート レイクタウン」を分譲開始するにあたって記者発表会を行った。 現地は、平成20年春開通予定のJR武蔵野線越谷レイクタウン駅から徒歩2分、埼玉県越谷市越谷レイクタウン特定土地区画整理事業区域内で建設中の8階建て全500戸の規模。専有面積は約67〜101平方b。1期分譲は130戸で、価格は3150万〜6530万円。坪単価は170万円弱。売主は同社のほか大栄不動産。設計監理は日建ハウジングシステム。日本住宅流通。 同区画整理事業は、JR武蔵野線南越谷駅と吉川駅のほぼ中間に位置する計画面積約225ヘクタール、計画人口約2万2400人のニュータウン。治水対策の一環として平成11年から事業着手されており、換地予定は同25年の予定。 同物件は、UR都市機構の事業コンペに当選したもので、戸建住宅街区(132戸)との複合開発を行うもの。 敷地北側には上野・不忍池の約3倍という大相模調節池があり、東側には治水運河、西側には約100面のテニスコートを備えた運動公園が整備される。また、19年度末の街開きに合わせ、日本最大級のイオンのショッピングモールが敷地に近接してオープンすることになっている。 環境共生先導都市<cfルとして、わが国初の環境省の「街区まるごと CO 2 20%削減事業」の一つに認定されている(もう一つは新日鉄都市開発の「福岡」)。電力・ガスの一括購入による光熱費の削減のほか、太陽熱の利用、断熱効果の高い施工や複層ガラスを採用しているのも特徴だ。 戸建ては、来年春の街開きに間に合うように来年2月ごろに分譲開始となる模様だ。 記者発表会で、同社執行役員営業本部マンション事業推進部長・柴山良成氏は「これまでの関東圏で最大規模のマンション。これから関東圏で供給を増やす予定で、この物件はその先駆け。みんなに必死でやろうと言っている」語った。 住環境がよく、イオンのショッピングモールも魅力 もっとスピーディに街づくりを≠tRにひとこと 記者は、この地域のことはよく知っている。三郷・サンケイグラウンドで行われるRBA野球大会の取材の行き帰りに、いつも車窓から現地を眺めているからだ。 周辺は田んぼや倉庫ばかりで、遅々として進まない造成工事を見るにつけ「バブルが弾けたというのに、のんびりした工事をよくやるものだ。こんなところに街を作っても売れないだろう」とずっと思ってきた。事業開始が平成11年というから、もうもう10年近くも昔から行われてきた事業だ。 今回の記者発表会に臨む直前まで「坪単価170万円では厳しい」と思っていた。「単価も現時点では高いし、UR都市機構が主導する街ならマンションの面積要件も厳しく、30坪で5000万円では売れるわけがない」と考えていたからだ。 ところが、関係者から話を聞くうちに、そしてモデルルームを見学して「これは売れる」に変った。街づくりの進み具合は遅いが、入居と同時にイオンのショッピングモールがオープンし、住環境がいいというのがその理由の一つだ。 そして、懸念していた面積要件は付されていなかった。専有面積が70平方b以下も60戸ぐらいありそうで、75平方b前後の一般サラリーマンが取得容易な面積のものを含めると大多数に上っているからだ。100平方bを超える住戸は、それはそれで人気を集めるだろうとも考えた。 同じ武蔵野線沿線でイオンのショッピングモールが近接したマンションとしては埼玉高速鉄道「浦和美園」があるが、立地条件は「越谷」のほうがいいかもしれない。 戸数が戸数だけに販売は楽ではないだろうが、2、3年後には買っておけばよかった<}ンションになるのではないだろうか。URにはもっとスピーディに街づくりをして欲しい≠ニいう注文もつけておきたい。 もう一つ。せっかくの環境共生先導都市<cfルなのだから、入居者に都市計画税や固定資産税の減免措置があってよい。事業者には約8000万円の補助金が出ているというが、本気でCO2削減に取り組むのであれば、入居者にそれぐらいのインセンティブを与えるべきだろう。
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(牧田 司記者 7月12日) |
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