RBA HOME> RBAタイムズHOME >2007年 >

 

三井不販 FRE傘下の5社の株式を取得、子会社に

 

 三井不動産販売(佐藤実社長)は7月4日、同社の不動産流通フランチャイズ会社である杉並リハウス梶E吉祥寺リハウス梶E調布リハウス梶E横浜リハウス梶E浦和リハウス鰍フ株式を株式会社エフ・アール・イー(以下、FRE)から取得したと発表した。株式取得により5社は同社の100%子会社となった。

 株式取得の理由として同社は、「現在破産手続き中であるFREの破産管財人から、同社が保有する当該リハウス5社の株式譲渡についての打診があり、5社の共同出資者でもある当社は『三井のリハウス』ブランドの維持ならびに今後のリハウスネットワークの更なる発展を目的として当該株式取得の意思表示を行ったところ、今般裁判所からの許可が得られたので、当該株式を取得するに至った」としている。

杉並リハウス百合田社長 横浜リハウス小野社長

 ともに「RBA元気印」に登場

 エフ・アール・イー(旧・第一不動産、佐藤行雄社長)は、佐藤行雄氏が創業。「第一不動産グループ」を形成していた。同社グループの中核企業、第一コーポレーションは昭和63年に店頭市場に株式公開。バブルの絶頂期には売上高は1000億円近くまであった。しかし、バブル崩壊後は多大な借入金が重荷になり、平成10年6月には第一コーポレーションが破産。FREも今年に入って破産手続きが行われていた。

 5社は同社グループの中核流通会社。杉並リハウスの百合田忍社長と横浜リハウス小野正文社長は「RBAタイムズ」の元気印≠ノも登場した。ともに若いときに苦労したのをバネに実績を積み上げ、事業を拡大してきた。

 

(牧田 司記者 7月4日)

ページトップへ戻る