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大健闘の「コロンブスシティ(マクハリタマゴ)」

「コロンブスシティ(マクハリタマゴ)」完成予想図

 

総戸数896戸の大型 坪単価は141万円

 有楽土地、伊藤忠都市開発、丸紅、神鋼不動産、セントラル総合開発、長谷工コーポレーションの6JVマンション「コロンブスシティ(マクハリタマゴ)」を見学した。

 JR京葉線海浜幕張駅から徒歩20分、又はJR総武線幕張本郷駅からバス7分徒歩4分の、千葉市美浜区浜田1丁目に建設中の総戸数896戸の規模。専有面積は約72〜100平方b。現在販売されているのは北棟に当たるガーデンサイド4番街で、坪単価は141万円。

 昨年10月からモデルルームがオープンされており、土、日曜日は100組ぐらいの来場があるという。会員限定で販売もされており、約200戸が販売済みだ。これから本格的な販売が始まる。

 業界からは戸数が多いのと、バス便、東関東自動車道に近接していることなどから販売を危惧する声があがっているが、大健闘といえる売れ行きだ。戸数が多いから楽観はできないだろうが、何と言っても価格の安さは魅力だ。野村不動産の「プラウド新浦安」は坪190万円だから、坪当たり約50万円、80平方b換算で1000万円以上も安い。

 都内、神奈川方面では「新価格」の浸透で坪200万円以下のマンションはほとんど姿を消すはずで、割安感が出てくるのも追い風だ。

 来場者は沿線居住者だけでなく、都内世田谷や神奈川、埼玉方面からも集客できているという。

 ヤマギワと無印良品がそれぞれコーディネートしたモデルルームもシンプルでよくできている。

 このマンションが売れないようでは、千葉の前途は暗い。

 

(牧田 司記者 1月25日)