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ミサワ大金星 松本が好投 4年振り決勝T進出 三井不動産は主力欠き惜敗 6年ぶり予選敗退
好投した松本投手(左)をねぎらうミサワホーム喜入監督代行
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ミサワホームが大金星。三井不動産を破り4年振り決勝トーナメント進出を決めた。松本投手が変化球を低めに決め好投。三井打線を2安打2失点に抑えた。優勝候補の三井不動産は主力を欠きまさかの敗戦。初回の1失点も5回の2失点もいずれも失策によるもの。12回大会以来6年ぶりに決勝トーナメント進出を逃した。 ミサワホームは初回、先頭の須賀が敵失で出塁、暴投で3進したあと、2番・尼子の右翼前安打で難なく1点先制。1点を追う5回には、2死2、3塁の好機で、6番・伊藤の右翼飛球が敵失となり同点。さらにボークで幸運な勝ち越し点を奪った。 松本投手は、変化球を低めに決め好投。本塁打と本盗による2失点に抑えた。 三井不動産は初回、3番・木下の右翼越え本塁打で同点とし、3回にも2死から木下が四球で出塁、 2 盗、3進したあと、本盗を決め1点リードを奪ったが、その後は好機を作れなかった。 先発の大場は5回まで4安打を許しながら粘りのピッチングで何とか抑えたが、痛恨のボークで勝ち越し点を与えた。 ○喜入監督代行 少ない人数でよくやってくれた。嬉しい ○松本投手 大野さん(投手)が仕事でいなかったので、なんとか頑張りたかった ●大町監督 負けたのだから、実力でしょう(さすがにがっくり) ●木下 他の大会でも投げているから…(2三振を奪ったが本来の速球ではなく、肩痛は直っていないようだ) ●大場投手 いい思い出になった。俺のユニフォーム姿は今日で最後かもしれない(粘投報われず)
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三井・木下、本塁打と本盗 獅子奮迅の活躍実らず
敗戦の中で三井・木下が獅子奮迅の活躍を見せた。初回に同点の本塁打を放つと、3回には四球から2盗、敵失で3進したあと、相手捕手が座ったまま投手に球を返す隙をつき勝ち越しの本盗を決めた。さらに1点もやれない5回の1死2、3塁のピンチに登板、連続三振を奪って後続を断った。 元オリックスの庄司に真っ向から速球勝負を挑み、三振を奪ったことのある三井のエースだが、ここ2年間は肩痛から登板は少なくなっており、この日の試合でも遊撃手を務めていた。ピンチに登板し、気迫のこもった速球で三振を奪ったが、本来の速球にはほど遠かった。来季までに完治することを期待したい。
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ボークで生還したミサワ松本選手
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三井・大場投手 |
ミサワ喜入監督代行 |
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