8-2sokuhou

旭化成ホームズ三好　本塁打含む２得点の活躍

リバブル　猪股の好投報われず惜敗

三好の本塁打に沸く旭化成ホームズベンチ

　予選屈指の注目カード、優勝候補同士の対決は旭化成ホームズに軍配。三好が本塁打を含む２安打２得点の活躍で、今野投手が２失点完投。リバブルは初回の好機を逸したのが痛かった。猪股の好投は報われなかった。

　旭化成ホームズは初回、リバブル猪股投手を攻め、先頭打者・三好が２塁打、続く佐藤盛の内野ゴロエラーで無死２、３塁の好機を作り、ボークで１点を先取。３回には、三好が左翼越え本塁打して１点。さらに佐藤盛と３番・宮本の連打と４番・松島の犠飛で１点追加した。

　今野投手は４安打２失点完投。野手陣も好守で今野を盛り立てた。

　３点を追うリバブルは５回、この回先頭の７番・三ケ島が内野安打し、盗塁と内野ゴロ２つの間に生還し、さらに敵失と１番・古屋の適時打で１点を返し、その差１点としたが、反撃もここまで。３番・河野、４番・岡住、５番・康原の主軸が岡住の安打１本に抑えられた。

　初回、先頭の古屋が四球で出塁、盗塁を試みたが失敗し出鼻をくじかれたのも痛かった。

　猪股投手は強打の旭化成打線を５安打 3 失点に抑えたが、味方の援護がなかった。

○渡辺監督代行　バッテリーがよく頑張った。ミスが出たら負けだと考え、守備陣を固めたのがよかった（鈴木監督が所用で欠場して）

○今野投手　最悪の出来。打ちやすい高めのコースを少し外れていたのがかえってよかった

○山本捕手　相手は打線がよくなっているのでリードには気を使った

●大槻監督　初回のチャンスを生かせなかったのは私のミス。完敗

岩佐主審　昨年のドーム対決以来の高レベルの試合だった

旭化成ホームズ・三好選手

旭化成ホームズ・今野投手

旭化成ホームズ山本選手の本塁打性の当たりを好捕してファインプレー賞を贈られたリバブル康原選手