RBAタイムズHOME > 2006年 >

 

 

三井グループ対決はリハウス東京に軍配

若手4人補強 チーム再生実る

投打に活躍したリハウス東京・野島選手

 
1 2 3 4 5 6   R
三井不動産販売リアルプラン  
三井リハウス東京 X  

 

   

 

 力が拮抗した三井不動産販売リアルプランセンター−三井リハウス東京の三井グループの対決は、野島、藤田の専大出身コンビなど若手が大活躍したリハウス東京に軍配が上がった。リアルプランは、エース・志保沢の不調が誤算。

 1点先行を許したリハウス東京は初回、3番・野島の適時2塁打で同点。4回には、この回先頭の野島が中堅超え本塁打で勝ち越し、さらに4番・小泉、5番・西田、7番・大内の安打などで2点追加。5回にも野島の2塁打を足がかりに敵失でタメ押しとなる1点を加点した。

 先発の野島は4回を3安打1失点に抑え、2番手の藤田も2回を1点に抑えた。

 野島、藤田とも専大松戸高校野球部の同級生で、共に専大に進学した25歳の若手。このほか1番・引地、6番・佐藤が新卒。引地は初回、四球を選び、2番・藤田の内野ゴロの間に3塁を陥れる好走塁をみせた。

 安西監督兼野手が42歳、主砲の小泉が40歳など主力選手の高年齢化が進み、この2年間はそれぞれ1勝しかできなかったチームが一挙に若返った。若手の活躍に引っ張られるように小泉が1安打、34歳の9番・大間も2安打した。

リアルプランはエース・志保沢の不調が響く

 リアルプランは、チームリーダーの吉田監督が不在で、エース・志保沢も本来のできにほど遠い内容で完敗。初回、4番・神田の適時打で1点先制したが、その後は追加点を奪えず、5回、敵失で1点を返すのがやっとだった。

○安西監督 有望選手がたくさん入った。期待通りの働きをしてくれた

○小泉主将 この2年間苦しかっただけに、本当に嬉しい

○斉藤投手 野島はコントロールがいい。球に切れもある(元阪神の投手で、この日はベンチ)

○野島選手 ど真ん中。ドンピシャリ(本塁打を放って)

●立見 いい試合ができた。相手はいいチームになった

●志保沢投手 悪かった…。1週間試合が延びで調整に失敗した 

  • リアル   打安点
    G  神  2 1 0
    D 向 山2 0 0
    E 高 橋1 0 0
    B2神 田3 1 1
    @ 志保沢20 0
    A3 原  3 0 0
    H 森 田3 1 0
    C 加 藤2 0 0
    F 金 谷1 0 0
    振球犠  
    0 6 0   193 1
    ……………………
    リハウス 打安点
    E 引 地 3 1 0
    D1藤 田 3 0 0
    @5野 島 3 3 2
    B 小 泉 2 1 0
    A 西 田 2 1 0
    C 佐 藤 3 0 0
    G 大 内 2 1 1
    F 安 西 2 0 0
    H 大 間 2 2 0
    振球犠  
    1 3 0   21 9 3
    ……………………
    投 手回安振球責
    志保沢5 9 1 3 3
    ……………………
    野 島 4 3 0 4 1
    藤 田 2 0 0 2 0
    本塁打 野島

リアルプラン・志保沢投手

左からリアルプラン向山選手、リハウス東京・藤田、野島選手(先輩後輩の仲とか)

リハウス東京・安西監督(左)と小泉主将