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7月5日 水曜ブロック開幕戦速報 3回で両軍23死四球の泥んこ試合 ナイスが制す |
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まるで田んぼのような最悪コンディションの中で行われた試合
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くるぶしまで水が浮く最悪のコンディション 他の試合は雨天順延 第18回RBA野球大会水曜ブロック開幕戦は 7 月5日、神宮外苑野球場でベンハウス−ナイスの1試合のみ行われた。試合前から降り出した雨で全試合中止になるはずだったが、両チームとも神奈川からの遠征≠ナ、「わざわざやってきた。是非試合をやりたい」という意向を受けて決行された。試合は、3回までに両チーム合わせ23死四球が飛び出す、文字通り雨中の泥んこ試合となったが、ナイスが16−7で3回コールド勝ちした。ナイス横澤が2本塁打5打点の活躍。ベンハウスは、ベンちゃん≠アと荻間社長兼野手が唯一の安打を放って、気を吐いた。他の試合は来週7月12日に順延(三郷・サンケイグラウンド)された。
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ナイス横澤が2発5打点の活躍 |
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ナイス・城戸監督
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ベンハウスベンちゃん≠アと荻間社長が唯一の安打 |
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朝から降り出した雨で、試合開始時の10時前にはグラウンドは水浸しになり全試合中止になるはずだった。ところが、お互いが神奈川のチームで、「せっかくやってきたのだからやりたい」という両チームの強い希望で強行された。マウンドはぐちゃぐちゃで、ホームベースは泥だらけで見えず、バッターボックスに立つ打者のくるぶし付近まで水が浮く最悪のグラウンドコンディションの中で、試合は行われた。 先行のベンハウスは1回表、2番・荻間が死球を得たが、後続が凡退。 その裏、ナイス打線が爆発した。先頭打者・藤本は内野ゴロで倒れたが、2番・中山が四球を選び、続く横澤が右翼越え本塁打して2点先取。さらに芦沢が左翼前安打を放ったあと、制球が定まらない相手投手から7死四球に野呂の本塁打など5本の長打をからめ、19人攻撃で一挙13点を奪った。 ベンハウスは2回表、制球が定まらない相手投手・神谷から7死四球と荻間の左翼前安打などて7点を返し反撃。 しかし、ナイスは2回裏、無死1塁から横澤が2本目の本塁打を放つなど、3点を追加して試合を決定づけた。 ナイスは 1 、2回の攻撃で18打数11安打だったが、打席数は28を数えた。横澤が5打点、中山と5番・野呂が3打点、7番・久保が2打点の活躍。 先発のエース・神谷は1回3分の1を投げ、1安打1三振8四死球7自責点と乱れたが、2番手の福島、3番手の長岡が制球を乱しながらも0点に抑えた。 ベンハウスの岸真投手は10死四球を出し、ストライクを取りにいった球をことごとくはじき返された。 ○城戸監督 今年は打線がいい。あとはエースの神谷君次第(所用のため、試合途中でグラウンドを後にした) ○横澤選手 (本塁打2本は)初めて。雨? 関係ない。今年は振り込んでいるから、やります ○福島選手 初回のショート藤本の守り(相手4番・武山のライナーを好捕)と横澤の本塁打で勝利を確信した ●荻間社長兼野手(43) 野球は小さいとき少しやった。今日は負けるべくして負けた(チーム唯一の安打を放ち2打点と気を吐いた) ●河野監督兼野手 ちょっと悪いパターン。投手がかわいそうだった。次の試合まで2週間あるので、練習を積んできます
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ナイス・神谷投手 |
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ベンハウスで唯一安打を放ったベンちゃん≠アと荻間社長(左)と河野監督兼野手 |
2発5打点の大活躍をしたナイス・横澤選手 |
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真富士投手が逆さ富士に? 泥んこの中で投げるベンハウス・岸真富士投手(逆さ富士ならぬ岸投手の姿が地面に映っていた) |
捕手はつらいョ ずぶぬれになったベンハウス・二羽捕手(二羽じゃなくて二着♂コ着を持ってくるべきだった) |
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久米大会委員長が粋な計らい 特別賞として全員にTシャツプレゼント 試合後、選手全員にTシャツをプレゼントする久米大会委員長 開幕日を雨で全試合が流れるところを、両チームが試合を無事行ってくれたことに感激。「このような天候の中で、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた両チームに、特別賞としてTシャツを全員の方にプレゼントさせていただきます」とあいさつ。 目が見えなくなっても洗えないし…主審の平田さん 平田主審 「本来なら試合ができる状態じゃないが、『やって欲しい』といわれたので…。途中、雨で目が見えなくなっちゃったが、洗うこともできなかった…。これまで雨中の試合の審判はしたことがあるが、今日はかなりひどい状態だった」 |
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(牧田 司記者 7月5日) |
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