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記者が選んだ2006年 話題のマンション

パークシティ豊洲外観       

ベスト3は「豊洲」「木場公園」「フォレストレジデンス」

 2006年のマンション市場は、地価上昇に伴う価格上昇が目立ったが、ユーザーの買い意欲も高くおおむね好調に推移した。マクロ市場については、民間の調査機関の発表を待つとして、今年1年間を振り返って、恒例の「記者が選ぶ話題のマンション」を選んだ(別表参照)。

   ベスト3は、圧倒的な人気になった商住複合開発の三井不動産・石川島播磨重工業「パークシティ豊洲」、今年から実施された東京都の「環境性能表示」で唯一★ 3 つの評価を得た外断熱の明豊エンタープライズ「シェルゼ木場公園」、つくば人気で坪160万円という新価格≠ナも早期完売したつくばEXおおたかの森のオリックスリアルエステート・東京建物「ザ・フォレストレジデンス」とした。

   以下、都県別では、東京都は新居千秋氏がデザイン監修した東京建物・東急不動産「 Brillia 代官山プレステージ」など18物件、神奈川県は、小杉$l気をけん引した伊藤忠都市開発他「「 THE KOSUGI TOWER 」など8物件、埼玉県は、計画段階では相当の高値と思われていたが、つくば人気も手伝って早期完売した藤和不動産・相鉄不動産「マインループ」など4物件、千葉県は、ワイドスパンの商品企画が抜群だった鹿島建設「千葉マリンコート」など6物件を選んだ。

業界流行語大賞は「新価格」

   今年の不動産業界流行語大賞には「新価格」を選んだ。

   選定理由は、今年は都内や神奈川方面で、従来の相場と比較して4〜5割高のマンションが続々供給され、おおむね好調な売れ行きを見せたのと、新価格マンションの登場によって、旧価格<}ンションの在庫整理に大貢献したため。また、新価格マンションは高値待ち∞売り惜しみ′サ象をもたらした。

   詳細については、「RBAタイムズ」新年号で紹介します。

(牧田 司記者 12月27日)