RBA HOME> RBAタイムズHOME > 2012 >

 

第24回 RBA野球大会 日曜ブロック データ

ベスト8進出チーム 個人投手成績

防御率トップはケン小笠原 奪三振王は三井相澤

 水曜ブロックの積水ハウス京葉・生田が怪物なら、日曜ブロックはケンコーポ小笠原もまた怪物だ。打撃部門で打点王を獲得したが、投手部門では22回を投げ自責点はゼロ。堂々の防御率トップ。すごいのは四死球を1つも出さなかったことだ。しかも打たれた安打は4本。1試合に1本しか許さなかった。奪った三振は27個。アウトカウント66のうち40%を三振に打ち取ったことになる。

 以前のように力任せで牛耳る投法ではなく、うまさも加わった。羽中田捕手との息もぴったり。本人は「秘密」としか明かさないが、シンカーかフォークか、ストンと落ちる球を持っており、相手にその球を意識させながら他の球で打ち取るケースが目立った。

 奪三振と奪三振率は三井不動産の相澤が獲得した。肩をかばいながらの投球だが、カーブ、スライダーのコントロールがよく、バタバタと三振を奪った。肩が治りストレートに威力が増せば、小笠原と互角かそれ以上のピッチングをするはずだ。

 他では三井不動産リアルティ北地、安田不動産の新人小久保が上位の成績をあげた。タイセイ山崎は制球難が解消され、防御率もアップした。

 


(牧田 司記者 平成24年12月18日)