RBA HOME> RBAタイムズHOME > 2012年 >

 


三井不動産が接戦制す 相澤が投打に大活躍


三井 相澤

1
2
3
4
合 計
三井不動産    
ポラス    

ポラス キリキリ舞い 11三振喫す

 三井不動産の相澤投手が肩痛を抱える投手とは思えない7回5安打奪11三振の快投。投手に向かって吹く強風を巧に利用したのかキレのいいシュート、スライダーが面白いように決まった。打撃でも決勝2ランを放った。ポラスは惜敗。宮山が2点打を放ち追いすがったが、相澤の力投に屈した。近藤投手も好投したが、相手打者のセンター返しに屈した。打たれた7安打のうち相澤の一発以外はすべてセンターから右だった。

 三井は3回、1死から9番細井が投手強襲安打を放ち、続く相澤が内角の難しい球を左翼越え2ラン。4回にもこの回先頭の4番工藤が右翼前安打を放ったあとの1死2塁から6番溝口も右翼前に運び貴重な追加点を挙げた。


ポラス近藤

 

 

三 井   席打安点
@ 相 澤3 3 1 2
G 小 山3 3 0 0
E 山 上3 3 2 0
A 工 藤3 3 1 0
C 福 田3 3 0 0
D 溝 口3 3 1 1
H 室 谷3 3 0 0
F 大 石3 3 0 0
B 細 井2 2 1 0
振球犠  
5 0 0  2626 7 3
……………………
ポラス   席打安点
E 緑 川4 4 0 0
C 内 田4 4 1 0
B 伊 藤3 3 0 0
DH 太 田3 3 1 0
G 渡 辺1 1 0 0
打8菊 地1 1 0 0
D 成 田3 3 0 0
H 宮 山3 2 2 2
F 中 川1 1 1 0
打7中野渡2 1 0 0
A 本 間2 2 0 0
打 荒 川1 1 0 0
振球犠  
11 2 0  2924 5 2
……………………
投 手  回安振球責
相 澤  7 5 11 2 0
……………………
近 藤  7 7 5 0 3
本塁打 相澤
2塁打 山上

 入社4年目の相澤は肩痛をまったく感じさせない快投。初回から球威のあるストレートを見せ球にキレのいいスライター、シュートをコーナーに投げわけポラス打線を翻弄した。唯一失点した球はストライクを取りに行ったストレートを狙い打たれたもの。

 ポラスは6回、1死から4番太田の安打と敵失でつかんだ2死2、3塁から7番宮山が中堅前にはじき返し2点を返したが、反撃もここまで。近藤−本間のバッテリーは相手の右打ちに屈した。

○ 細井監督 ナイスゲーム。一丸野球。工藤もよく(球を受け)止めた。新人3人は宅建の講習会(期待の東大卒内海も欠場)

○ 工藤 本職じゃないから球を取るのが大変だった。疲れた

○ ナイン (相澤は)RBAじゃ抜けている。賞味期限は切れているかもしれないが、ラベル(レベル)が違う

○ 相澤 肩? 痛い(中3週空いたのと風を巧みに利用した変化球が冴え渡った。6大学で9勝挙げたのも納得。あれほど曲がるスライダーはほとんど見たことがない。同じ慶大出の志村氏のスライダーは打者の手元で鋭角的に落ちたが、相澤のスライダーは横に大きく曲がる)

● 飯田監督 11三振では …。相手は中央区の大会じゃないの?

● 成田 スライダー(6回の1死2、3塁で三振し)

 
相澤(背番号28)を迎える三井ベンチ

  
左から相澤、工藤、溝口、福田

   
プロ並みの好守を見せたポラス宮山(左)と緑川


1点差に追い上げ沸くポラスベンチ(中央が飯田監督)

 

(牧田司記者 平成24年9月30日)