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第24回 RBA野球大会 日曜ブロック(タイ王国大使杯争奪戦)予選トーナメント

どっちも勝て 記者の勝って@\想

(  )内は記者のレーティング

9月23日 サンケイスポーツセンター

「 7 」グラウンド

10:00 〜 12:00   1  ケンコーポレーション( 86 )−三菱地所( 78 )

 ケンコーポが優勢。今年も無傷で予選を突破したように、日曜ブロックでは力が抜けている。エース小笠原は宅建の勉強で疲れているようだが、ここは気力で頑張るか。打線も新加入の小田が期待通りの活躍を見せ、新婚の大原が安定した力を発揮している。

 三菱地所は久々の4強入り。監督は船津代理だったり鶴見代理だったり、あるいは宮崎代理と目まぐるしく変わり、藤原監督は全然姿を見せなかったのは不安だが、今度はしっかり采配を揮うか。先発はエース平井だろう。技がはまればスイスイ投げるが、ケンコーポとは何度も対戦しているはず。どこまで交わせるか。打線は相当奮起しないと小笠原を攻略できない。小笠原は制球力もいいので、ストライクを取りにきた球を狙い、長打に賭ける手はある。先手を奪い、相手を慌てさせたい。

12:00 〜 14:00   3  旭化成リフォーム( 78 )−タイセイ・ハウジー( 80 )

 互角と見た。旭化成リフォームは予選を無傷で突破したように元気いっぱい。前監督の辻野氏も顔を見せるようになり、新人の前川を絶賛している。前川は清水を3安打2失点に抑えたが、清水よりタイセイの打線のほうが迫力はある。どこまで抑えるか。打線は金子、金田らが好調。昨年よりはムードもいい。

 タイセイはやや制球に難があったエース山崎がすっかり安定。最小失点に抑えるか。山崎監督は千葉政の登板を匂わせており、先手を奪い、早めの継投もありそうだ。打線は主砲の千葉英がすっかり自信をなくしているのが気懸かり。その代わり、前後を打つ井上、千葉政、横田、檜垣らがいい。

「 8 」グラウンド

10:00 〜 12:00   2  三井不動産リアルティ( 82 )−安田不動産( 80 )

 互角。接戦必死だ。三井不動産リアルティは肩を痛めていた東が投げるか。草野球大会で2試合連続ノーヒットノーランを達成したそうだが、レベル的にはRBAよりかなり低いと見た。むしろ草野球で頑張り過ぎたのが心配だ。東のいいところでもあるが、相手がどこだろうと全力で投げる、いなすことをしない性格の持ち主だ。東が投げられなければ北地だろう。本人は打撃に専念したいようだが、安田を最小失点に抑える力はある。打線はやや迫力不足。いずれの試合も僅差で勝っており、爆発力に賭けるのが懸念材料。

 安田不動産は誰が投げるのか。エースは岩間だと思っていたが、本人は登板を否定した。肩でも痛めているのか。ならば安定感のある森か。新人の小久保は本職でないのでリスクも大きい。打線は西沢に当りがとまっているのが心配だ。昨年はピンポン球のように長打を飛ばしたが、今年はさっぱり。もともとが打力のあるチームでないだけに、相手の「東北」コンビに翻弄されないか。

12:00 〜 14:00   4  ポラス( 77 )−三井不動産( 79 )

 三井不動産がやや優勢と見たが、中央区の大会と重なっており、細井監督はどうするのか。常識から考えてRBAを優先するはずだが、常識が通用するチームではない。双方とも勝ちに出るはずだ。投げるのは相澤か溝口か。どちらが投げるかで、どちらの大会を優先しているかが分かる(どちらの投手でも勝てると読んでいるのだろうが…ならば大ベテランの大場の先発もあるか)。打線は絶好調。山上、相澤、工藤、溝口に東大卒の新人内海も 4 年の春に打率 3 割をマークしたというから怖い存在だ。

ポラスは復活した近藤の肩にすべてがかかる。立ち上がりに気をつけたいが、無難に乗りきれば強打の相手打線を最小失点に抑える力はある。問題は打線だ。相手が相澤だと攻略は難しい。相澤は肩痛を抱えているが、ここぞというときは力で抑えにかかる。溝口なら得点できそうだが、ポラスは技巧派に弱い。溝口の術中にはまる可能性もある。手堅い攻撃が通用する展開になれば勝機も生れるか。

 

(牧田司記者 平成24年9月21日)