第24回 ＲＢＡ野球大会 決勝トーナメント
決勝トーナメント組合せ決まる
日曜ブロック 抜けるケンコーポ あとは大混戦
水曜ブロック リストの初戦はオープンハウス
抽選会（ヒルトン東京で）
第24回ＲＢＡ野球大会決勝トーナメント組合せ抽選会が9月13日行われた。日曜ブロックは予選無敗でシード権を得たケンコーポレーションは三菱地所と旭化成リフォームはタイセイ・ハウジーとそれぞれ初戦で戦う。戦力的には好投手・小笠原を擁すケンコーポがやや抜けているが、他は大混戦。どこが勝ち上がっても不思議でない。
伏兵の三井不動産は初戦の23日は中央区の大会とバッティングしており、どちらの大会を優先するか不明。細井監督は間違いなく二兎を追うタイプ｡一方のポラスは強い相手とも弱い相手とも同じ戦い方をするチーム｡勝ったほうがドームの可能性もあるとみたが…。
水曜ブロックでシード権を得たのは旭化成ホームズ、エイブル、オープンハウス、住友不動産販売の4チーム。最強の旭化成ホームズの初戦はレーティング最低評価のパナホームで、エイブルは調子をあげているちばリハウス、オープンハウスは昨年準優勝の強豪リスト、住友不販は同じ流通会社の東急リバブルとそれぞれ対決する｡
順当に勝ち上がれば８強は旭化成ホームズ、ミサワホーム東京神奈川、エイブル、住友林業、リスト、積水ハウス京葉、住友不販、ポラスとみたが、波乱の要素も少なくない。20日締めのポラスは「みんな出れない」と雨乞いをしていた。勝率が東大並みで、19年ぶりに決勝トーナメントに進出した東建不販はシードのエイブルを引き当てた。
ミサワ東京とミサワ東京神奈川はこれまでも再三再四、予選や決勝で対決しており、またもくじ運に泣いた。戦力的にはまったくの互角。ミサワ東京・内村、ミサワ東京神奈川・渡辺両監督の性格からして骨肉の争いにはならず、お互いを労わるお嬢さん野球になりそうだ｡最後に牙をむいたほうが勝つか。牙をむきそうな策士・曲者は両チームにもいる。
水曜ブロックは9月19日（水）、日曜ブロックは9月23日（日）が開幕日｡
左がミサワホーム東京、右がミサワホーム東京神奈川の抽選会参加者（曲者はどっち）
（牧田司記者 平成24年9月13日）