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菱重エステート エース佐々木 集中力を欠く　

　三菱地所が逆転勝ち。丸の内の大会にも出場したため主力を欠いたが、若手が奮起した。７番米今が逆転打を放った。菱重エステートは初回に２発で３点を奪ったが、その後はゼロ行進。前試合で無四球だった佐々木は四死球病が再発、10個を乱発して自滅した。

　３点を追う４回、この回先頭の６番鶴見が四球で歩いた２死後、９番打越が内野安打して好機をつくり、敵失と２番藤の２塁打で同点に。続く５回にはこの回先頭の５番大林が安打し６番小島が四球。暴投で２、３塁としたあと米今が右翼越え３塁打して逆転。続く辻も右翼越え本塁打して突き放した。地所は放った８安打のほとんどが右翼ライン。逆らわない打撃が光った。

　
菱重　佐々木

　先発の打越は初回に２発を浴びたが、その後は４回の無死１、２塁のピンチをしのぎ、５回から登板した大林はほぼ完璧に抑えた。

　菱重は惜しまれる敗戦。初回、先頭の漆原がいきなり左翼越え本塁打し、２死後も四球で出塁した杉谷を２塁に置き５番成田が左翼越え本塁打して３点を先制。試合を優位に進めたがその後は淡白な攻めが目立った。

　エース佐々木は初回から飛ばしたが、不用意な四死球が命取りとなった。10失点のうち５個の四死球が絡んだもの。野手陣も３失策するなど佐々木の足を引っ張った。

○ 鶴見監督代行　こっちが２軍？　そんなことない。両方勝つつもりだから（試合後、丸の内の大会でも３−０で東宝を破り、平井がノーヒット・ノーランを達成したとかでナインは歓声を上げていた）

○ 大林　慶応高校−慶大で、慶大ではコーチでした。17年前、父が選手として出場していたとき、僕の写真がＲＢＡに載りました（親子２代でＲＢＡの選手というのは初めて聞いた。継続は力なり）

○ 静光　明大の準硬出身です。身長は190センチ

● 茂木監督　４回のエラーが …

● 佐々木　 20球ぐらいストライクをボールと判定され集中力が途切れちゃった

● 杉谷　ピッチャーがかわいそう。野球は小学生のときから20年やってます（同僚の成田とともにいい選手）

　　
三菱　打越（左）と大林

　　　　
左から辻、大林、静光

　　　　
本塁打を放った菱重エステート漆原（左）と成田