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旭化成ホームズ 平山が完璧投球 津久井1発含む3打点


旭化成ホームズ平山投手
1
2
3
4
合 計
三井不動産リアルティ    
旭化成ホームズ    

三井不動産リアルティ 次につながる選手起用・采配

 開幕の好カードは旭化成ホームズに軍配。エース今野は登板回避。2番手平山が6回を2安打無失点と完璧に抑えた。打線は津久井捕手が決勝の本塁打を含む2安打3打点の活躍。鈴木監督は「盗塁を刺し、相手の足も止めた」大絶賛。6連覇の立役者、山本捕手は「捕手の座? 危ないかもしれない」と笑った。

 三井不動産リアルティは新しいユニフォームで臨んだが善戦及ばず。水野投手は緩急を使って強打の旭化成打線を5回まで津久井の1発に抑えたが、味方が援護できなかった。元巨人の育成選手・作田(28)が3塁打と大ファウルを放ち、只者でないことを証明した。 


三井不動産リアルティ水野投手 

 

三 井   席打安点
A 西 田3 3 0 0
D 神 村3 3 1 0
G   神 3 3 0 0
DH  原 3 3 0 0
E 安 田3 3 1 0
H 作 田3 3 1 0
B 志保沢3 3 0 0
@ 水 野2 2 0 0
F 引 地2 2 0 0
振球犠  
4 0 0  2626 3 0
……………………
旭化成  席打安点
E 北寒寺4 3 2 0
C 木 下4 4 1 1
G 佐 藤4 2 1 1
H 大久保4 3 0 1
F 久保田4 4 0 0
D 中 山4 3 1 0
B 松 島3 2 0 0
A 津久井3 2 2 3
DH 吉 田3 2 1 0
振球犠
2 6 0  3325 8 6
…………………
投 手 回安振球責
水 野 6 8 2 6 5
…………………
平 山 6 2 4 0 0
??? 1 1 0 0 0
本塁打 津久井 
3塁打 作田

 3回まで平山−水野の両投手の投げあいが続いたが、試合を決めたのは旭化成の伏兵・津久井の一発だった。4回、2死から左翼超え本塁打を放った。津久井は6回にも試合を決める2点適時打を放ち大活躍。

 エース今野の影に隠れ目立たないが、平山は今季も最高の立ち上がり。課題だった制球も完璧で、6回まで無四球2安打ピッチング。鈴木監督は最後に新人投手を試す余裕の采配を見せた。

 三井不動産リアルティは善戦及ばず。水野がすばらしい投球を披露した。津久井に1発を浴びたが、ゆるいカープが面白いように決まった。(記者は、オープン戦で安田の投球を見たが、スピードがなく調整不足と見ていたが、この日の水野は堂々としていた)

 打線は2回、5番安田が初安打を放ったが、2盗に失敗して機動力を封じられたのが痛かった。6回、1死から2番神村がチーム2本目の安打を放ったが盗塁できず、次打者の神もカウント2−3から最後はカーブに空振り三振。

○ 鈴木監督 津久井が殊勲者。2回に盗塁を刺して相手の足を封じたのも大きかった

○ 山本捕手 津久井と僕? 打撃ではかなわないし … 岡住さんに「岡住さんが出なきゃ僕も出ない」と買いといてよ(とリバブル岡住にラブコール)

○大久保 初の4番? いえ、4番目の打者です(水曜ブロック、総合優勝戦でも大活躍して4番に抜擢されたのだろうが、この日は音なし)

● 安西監督 相手? 次につながる試合をしたい(と試合前。作田を出場させ、水野を先発させる当たりは次戦以降の戦い方を見据えた采配)

● ナイン 作田の大ファウル見た? フットサルの金網近くまで飛んだ(記者は見ていなかったが、作田は「120メートルぐらい」と話した)

● 志保沢捕手・神 相手の捕手? 肩もいいし頭がいい(と脱帽。記者も同感。6回の神を三振に討ち取った配球は見事)


山本の捕主≠フ座を狙う旭化成ホームズ 津久井捕手

チーム名もユニフォームも一新した三井不動産リアルティ

  
安西監督(左)と吉田ヘッドコーチ


旭化成ホームズ佐藤のご家族

 

(牧田司記者 平成24年6月21日)