旭化成ホームズ平山投手
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
三井不動産リアルティ 次につながる選手起用・采配 開幕の好カードは旭化成ホームズに軍配。エース今野は登板回避。2番手平山が6回を2安打無失点と完璧に抑えた。打線は津久井捕手が決勝の本塁打を含む2安打3打点の活躍。鈴木監督は「盗塁を刺し、相手の足も止めた」大絶賛。6連覇の立役者、山本捕手は「捕手の座? 危ないかもしれない」と笑った。 三井不動産リアルティは新しいユニフォームで臨んだが善戦及ばず。水野投手は緩急を使って強打の旭化成打線を5回まで津久井の1発に抑えたが、味方が援護できなかった。元巨人の育成選手・作田(28)が3塁打と大ファウルを放ち、只者でないことを証明した。
|
三 井 席打安点 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||
3回まで平山−水野の両投手の投げあいが続いたが、試合を決めたのは旭化成の伏兵・津久井の一発だった。4回、2死から左翼超え本塁打を放った。津久井は6回にも試合を決める2点適時打を放ち大活躍。 エース今野の影に隠れ目立たないが、平山は今季も最高の立ち上がり。課題だった制球も完璧で、6回まで無四球2安打ピッチング。鈴木監督は最後に新人投手を試す余裕の采配を見せた。 三井不動産リアルティは善戦及ばず。水野がすばらしい投球を披露した。津久井に1発を浴びたが、ゆるいカープが面白いように決まった。(記者は、オープン戦で安田の投球を見たが、スピードがなく調整不足と見ていたが、この日の水野は堂々としていた) 打線は2回、5番安田が初安打を放ったが、2盗に失敗して機動力を封じられたのが痛かった。6回、1死から2番神村がチーム2本目の安打を放ったが盗塁できず、次打者の神もカウント2−3から最後はカーブに空振り三振。 ○ 鈴木監督 津久井が殊勲者。2回に盗塁を刺して相手の足を封じたのも大きかった ○ 山本捕手 津久井と僕? 打撃ではかなわないし … 岡住さんに「岡住さんが出なきゃ僕も出ない」と買いといてよ(とリバブル岡住にラブコール) ○大久保 初の4番? いえ、4番目の打者です(水曜ブロック、総合優勝戦でも大活躍して4番に抜擢されたのだろうが、この日は音なし) ● 安西監督 相手? 次につながる試合をしたい(と試合前。作田を出場させ、水野を先発させる当たりは次戦以降の戦い方を見据えた采配) ● ナイン 作田の大ファウル見た? フットサルの金網近くまで飛んだ(記者は見ていなかったが、作田は「120メートルぐらい」と話した) ● 志保沢捕手・神 相手の捕手? 肩もいいし頭がいい(と脱帽。記者も同感。6回の神を三振に討ち取った配球は見事)
チーム名もユニフォームも一新した三井不動産リアルティ
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
(牧田司記者 平成24年6月21日) |