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第24回 RBA野球大会 オープン戦

伊藤忠ハウジングが圧勝 リバブル 初オープン戦は惨敗


伊藤忠ハウジングの新人。左から大出(野球は中学まで)、森田(東海大相模出身)、大倉(杉山、エース渡辺と同窓の城西大卒)

 伊藤忠ハウジングと東急リバブルがオープン戦を戦い、10−1で伊藤忠ハウジングが圧勝した。神−渡辺の投手リレー。

 主砲の杉山は、さすが管理職になると言うことが違う。「僕は8番。他の選手を育てるのが目的。仕事も野球も一緒。この前、オープンハウスの川崎投手から2安打2打点だよ。(ドームの右翼席に本塁打を放った)堀? いや、いや、とても僕なんか全盛期でもそこまで飛ばせない」 オープン戦とはいえリバブルに圧勝したことで舌も滑らか。

 敗れたリバブル大槻監督は「初戦だから、今日は一切指示を出さない」と、ベンチに腰掛け試合を見守っていた。左腕のエース桑折は球にスピードがなく、まだまだ仕上がり途上。主砲の河野も、2死2塁の走者のとき、アウトカウントを間違え、浅い中堅飛(記録はヒット)にもかかわらず走らず3塁でストップ。ボーンヘッドを犯した。「いゃあ、まずいことやってしまった」と頭をかいていた。

 来週は、東急不動産とオープン戦を戦うが、試合内容によっては20年の取材の中で初めて無印にし、レーティングも70くらいに引き下げざるを得なくなるかも。

 明るい材料もある。山田捕手は欠場したが、新人の西沢捕手は間違いなくレギュラーの座を奪えると見た。弘前高−早大卒で、野球は小学3年から高校までやっていたという。動きが俊敏だ。山田は打撃に専念させるため内外野へのコンバートがありそうだが、大槻監督は「ノーコメント」。

 もう一人の新人・草木は、兵庫の名門、報徳学園出身。「ひじを壊したので途中から軟式に転向し、大学では草野球の1部リーグ」だったそうだが、今日守った右翼はベテランの松本がおり、熾烈なレギュラー争いとなりそうだ。

  
西沢捕手(左)と草木

(牧田 司 記者2012年5月16日)