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積水ハウス「グランドメゾン狛江」 わが国初の「ダブル創エネ」採用


「グランドメゾン狛江」完成予想図

 積水ハウスは3月6日、東京都狛江市で開発を進めている大規模マンション「グランドメゾン狛江」(524戸)に、東京ガスの太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」と「ガスコージェネレーション」の廃熱を活用し、それぞれの貯湯器内で水道水を直接加温する「ダブル創エネ」方式をわが国で初めて採用すると発表した。

 「ダブル創エネ」によって約30℃の温水(予熱水)を作り出し、各住戸に設置された「エコジョーズ」 に供給するため、給湯器内で水道水を加温して湯にする従来の方式と比べてガス消費量を削減でき、ガス代を年間約17,000円節約することができるという。

 これまで太陽熱とガスコージェネレーションの廃熱で熱媒を加温し、住棟内を循環させ、各住戸の給湯器付近で水道水と熱交換する方式はあったが、熱媒を使わず、貯湯器内で水道水を直接加温する方式は日本で初となる。

 物件は、小田原線狛江駅から徒歩6分、狛江市和泉本町に位置する14階建て全524戸の規模。竣工予定は2013年7月。モデルルームオープンは5月、販売開始は6月。

(牧田 司記者 2012年3月7日)