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住宅地地価・中古マンションとも値下がり

野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネットは1月10日、今年1月1日時点の「住宅地地価動向」「中古マンション価格動向」の調査結果を発表。10〜12月の首都圏の住宅地地価・中古マンション価格とも前回に引き続き値下がりが続き、年間ベースでも値下がり傾向が強まっているとした。

 「住宅地地価」は、首都圏エリア平均では▲0.9%(前回▲1.0%) の変動率となり、「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で▲1.1%(同▲0.9%) の変動率となった。

 年間ベースの地価変動率は、首都圏エリア平均で▲2.0% (同▲0.7%) となり、中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で ▲2.4%(同▲1.6%) となった。中古マンションの「値上がり」地点割合は8.8% (同12.0%) 、「横ばい」が26.4% (同33.3% ) 、「値下がり」が64.8%(同54.6% ) となり、年間ベースで値下がり地点割合が60%を超えたのは2009年7月以来2年半ぶり。

(牧田 司記者 2012年1月11日)