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大京 仙台で免震マンション「ライオンズ仙台レジデンス」108戸


「ライオンズ仙台レジデンス」完成予想図

 大京は11月14日、仙台で免震オール電化マンション「ライオンズ仙台レジデンス」のモデルルームを11月23日にオープン、来年1月から分譲すると発表した。

 「仙台駅東口エリア」では約45.3haの「仙台駅東第二土地区画整理事業」が進行中で、施工済みの「仙台駅東第一土地区画整理事業」とあわせると約100haにもおよぶ大きなプロジェクトが来年度完了する予定となっており、同マンションはその一角に位置する。日本初の2棟連結免震構造「O-MIC(オーミック)」を採用するほか、「ライオンズリビングラボ」が開発したオリジナル住宅設備「L's KITCHEN 」、「マルチエントクローク」などを標準装備する。

 物件は、JR東北本線仙台駅から徒歩7分の13階建て全108戸。専有面積は62.18〜91.34u、予定価格は2,300万円台〜5,000万円台(最多価格帯3,000万円台)、坪単価は140万円台の半ば。設計は創建設計・大林組。施工は大林組。

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 仙台のマンション市場は全然分からない。数年前に大手デベロッパーが分譲していたマンションを見たことがあるが、官庁街でずいぶん安い価格で分譲しているという印象を受けた。

 今回の同社のマンションも100万都市・仙台で(中心市街地は数十万人らしいが)坪140万円台の半ばというのはいかにも安い。仙台駅の東口はほとんど行ったことがないが、これから着工する物件なら土地代がただでもやっと建つ単価ではないか。

 同社によると、震災後のマンションに対する需要が多く、供給が追いつかない状態だという。

(牧田 司記者 2012年11月15日)