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大京・大京アステージ マンション専有者用の防災ボックス開発

 大京と同社グループのマンション管理会社大京アステージは10月5日、マンション専有者向けに防災備蓄品をパッケージとしてまとめた 「防災ボックス LIFETY KIT (ライフティキット)」を開発したと発表。東日本大震災の被災者の経験から学んだ商品で、2013年新春に販売を予定しているマンション「ライオンズ相模原ライズフォート」に標準仕様として採用する。大京アステージは同社が管理している 既存のマンション 居住者 にも提案していく。

 防災ボックスには、@オリジナルマグネット(災害時に玄関ドアの外に貼ることで、マグネットが貼ってある部屋は無事であると判断し、マグネットが貼っていない部屋に関しては安否の確認をすることに役立てる)Aダイナモライト(停電時の明かりの確保とラジオによる情報収集ができる)B清拭布(水を使わずに身体や頭など清潔に保つことができる)C携帯用トイレ−などの備蓄品のほか、家族情報メモやマンション向け防災用品リストなども備える。大きさは幅280o×高さ2.30o×奥行き380o。耐加重は5s。予定価格は約1万円。

 「ライオンズ相模原ライズフォート」は、JR横浜線相模原駅から徒歩5分、相模原市中央区相模原五丁目に位置する14階建て全78戸。専有面積は58.86〜83.19u。竣工予定は2014年2月17日。設計・施工は長谷工コーポレーション。 

(牧田 司記者 2012年10月9日)