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矢作地所・野村不・トヨタホーム「ラグナヒルズ」

1〜3期全300戸が即日完売


「ラグナヒルズ」完成予想図

 矢作地所、野村不動産、トヨタホームの3社は8月30日、名古屋市千種区徳川山町で開発を進めているマンション「ラグナヒルズ」(総面積約12,600u、総戸数300戸)の1期から3期まで即日完売し、全戸が完売したと発表した。平成23年10月のモデルルームオープン以降、約3,800件の来場があり、11カ月で完売した。

 物件は、地下鉄名城線自由ヶ丘駅(名古屋駅から17分)から徒歩7分、名古屋市千種区徳川山町に位置する11階建て。価格は2,499万〜 6,589万円(最多価格帯3,600万円台)、専有面積は76.50〜102.49u。設計・施工は矢作建設工業。

 交通の利便性のほか、南側に「猫ヶ洞池」、東側には「東山の森」が広がる自然環境、数年に 1 件ぐらいという 300 戸以上の大規模マンションなどが人気の要因という。

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 名古屋圏のマンション市場はまったく分からないが、矢作地所の広報によると市場規模は首都圏の10分の1くらいで、300戸以上の規模の物件はあまり供給がなく、200戸くらいのがポツポツ供給される程度だという。

 矢作地所の首都圏でのマンションは、サンケイビルとのJVマンション「バンベール ルフォン辰己」(全131戸)のモデルルームを見学している。運河に面しており、対岸は東雲のタワーマンション群。坪単価は200万円を切っており、ワイドスパンのプランもいい。順調に売れているという。

(牧田 司記者 2012年8月31日)