RBA HOME> RBAタイムズHOME >2012年 >

積水ハウス・大阪ガス 「LCCM住宅認定」第1号を取得

 積水ハウスと大阪ガスは1月25日、両社が共同で平成23年2月から居住実験を実施している「スマートエネルギーハウス」が、財団法人建築環境・省エネルギー機構の「ライフサイクルカーボンマイナス住宅認定(LCCM住宅認定 )」第1号を取得したと発表した。

 「LCCM住宅」とは、住宅の建設時、居住時、廃棄時それぞれの段階で省CO2に取り組み、太陽電池などにより創出した再生可能エネルギーを利用することにより、住宅のライフサイクル全体でのCO2の収支をマイナスにする住宅。

 今回認定された「スマートエネルギーハウス」は、奈良県北葛城郡王寺町に建設した実証実験住宅。積水ハウスの環境配慮型住宅「グリーンファースト」をベースに、燃料電池と太陽電池に蓄電池を組み合わせてHEMSで最適制御することで住宅のライフサイクル全体のCO2排出量を削減する。

(牧田 司記者 2012年1月25日)