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住宅地・既存マンション価格とも弱含み 三井不リアルティ調査

 首都圏住宅地価格は0.8%、既存マンション価格は1.0%それぞれ下落−三井不動産リアルティは7月31日、 同社が四半期ごとに行っている住宅地・既存マンションの価格動向調査「リハウス・プライスリサーチ」をまとめ発表し、今年7月1日時点の価格動向は住宅地が横ばい傾向、既存マンションはやや下落傾向が継続しているとした。

 住宅地は、変動率が0.8%下落となり、前回(2012年1月〜3月)と比べ0.1ポイント下落率が縮小。エリア別では東京23区、横浜市・川崎市、神奈川その他の市が1%未満の変動幅、東京市部、埼玉県、千葉県で1%台の下落と、前回同様の傾向が継続している。

 既存マンションの変動率は1.0%下落となり、前回同様やや下落傾向が継続。エリア別では埼玉県、千葉県、横浜市・川崎市、神奈川その他の市が1%未満、東京23区、東京市部が1%以上の下落となった。

 年間変動率(2011年7月〜2012年6月)は住宅地が4.0%、既存マンションが3.6%それぞれ下落している。

 同社は、住宅地、既存マンションとも当面は弱含みの横ばい傾向で推移するとしている。

(牧田 司記者 2012年7月31日)