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阪急不動産「ジオ目黒」 独自のスペックを採用した好物件


「ジオ目黒」完成予想図

 阪急不動産が分譲中の「ジオ目黒」を見学した。準工立地で単価と行人坂の坂をどう判断するかだが、最近、首都圏で供給を増やしている阪急不動産の独自のスペックも採用されている好物件だ。

 物件は、JR目黒駅から徒歩8分、目黒区下目黒2丁目に位置する6階建て全89戸の規模。専有面積は36.31〜72.54u、2期(戸数未定)の予定価格は3,000万円〜7,000万円(最多価格帯3,000万円・5,000万円)、坪単価は325万円。 竣工予定は平成25年3月上旬。デザイン監修はプランテック総合計画事務所、設計・監理・施工は奥村組。販売代理は伊藤忠ハウジング。 6 月から分譲が始まっており、1期33戸は完売している。

 現地は、目黒駅から行人坂を下った高さ制限が20mに規制されている準工業立地。周辺はマンション化が進行しており、嫌悪施設はそれほどなく、前面道路は車の通りも多くない。まずまずの住環境だ。

 建物は東向きが中心で、順梁、逆梁を採用した3分節の外観が特徴。風除室はアートコリドー≠ニいう発想から両サイドを天然石カウンターと格子のルーバーを採用、アーティスティックな空間を演出している。

 住戸デザインは鈴木ふじゑ氏が担当。キッチン、洗面室などの天板はシーザーストーンや御影石を採用。建具・面材はUV加工の鏡面仕上げ。廊下に面した把手はプッシュプルドアハンドルを採用している。

(牧田 司記者 2012年7月30日)