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 住友商事・野村不動産「吉祥寺御殿山 HOUSE」

1期129戸が即日完売 引き続き1期2次分譲へ


「吉祥寺御殿山 HOUSE」完成予想図

 住友商事・野村不動産の「吉祥寺御殿山 HOUSE」1期129戸が7月7日に即日完売し、引き続き7月28日から1期2次32戸が販売される。

 物件は、JR総武中央線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩10分、または総武中央線三鷹駅から徒歩13分、武蔵野市御殿山一丁目に位置する4階建て全169戸の規模。1期2次32戸の専有面積は61.82〜78.51u、価格は5,790万〜8,890万円(最多価格帯7,600万円台)、坪単価は約350万円。竣工予定は平成25年5月下旬。施工は前田建設工業。設計・監理は日建ハウジングシステム。

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 業界関係者には周知の事実だが、現地は敷地面積が約11,000uの第一種低層住居専用地域に位置するJR社宅跡地で、もともとは原弘産がリーマン・ショック前にマンション用地として取得したものだ。当時、分譲単価は400万円をはるかに突破するとうわさされた。リーマンの前でも坪単価400万円は高いと思っていた。

 その後、原弘産は経営難に陥り、所有権は何社かに変わっているようだが、「どこが分譲するのだろう」とずっと気になっていた物件だ。両社がいくらで取得したのか分からないが、リーズナブルな値段に落ち着いたようだ。金曜日に取材予定が入っているので、レポートしたい。それにしてもすごい売れ行きだ。

(牧田 司記者 2012年7月24日)