三井不動産リアルティ　仲介取扱件数26年連続全国トップ

　三井不動産リアルティは6月12日、「三井のリハウス」を中心とする三井不動産リアルティネットワークの2011年度売買仲介取扱件数が全国で36,071件（前年比0.9％増）となり、26年連続で全国No.1を達成したと発表した。

　三井不動産リアルティネットワークは、三井不動産リアルティ、リハウス会社（首都圏3社、他5社）、地域三井不動産リアルティ（4社）によるネットワーク。店舗数は261店舗（2012年4月1日現在）。

　取扱件数で業界2位の住友不動産販売の2011年度の取扱件数は31,443件（前年度比0.5％増）で、店舗数は246店舗。

　両社の取扱件数の差は4,628件で、1店舗当たりの取扱件数は三井リアルティが138件で、住友不販は128件。1店舗当たりの取扱件数の差は10件。

　三井リアルティが店舗数を増やさず、1店舗当たりの取扱件数も現状のままと仮定すると、住友不販が三井リアルティを上回るためには1店舗当たり取扱件数を19件（14.8％）増やすか、店舗数を36店舗（14.6％）増やさないと達成できないということになる。この差は大きいのか小さいのか。両社のトップ争いはみものだ。