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野村不動産「プラウドシティ元住吉」 広い中庭を囲む中層が人気

 
「プラウドシティ元住吉」完成予想図

 野村不動産(事業比率90%)と菱重エステート(同10%)が近く分譲開始する「プラウドシティ元住吉」を見学した。 全296戸の大規模中層マンションで、資料請求は 5,000 件に達しており、人気は必至だ。

 物件は、東横線「元住吉駅から徒歩9分、川崎市中原区井田三舞町に位置する地下1階地上5階建て全296戸の規模。建物の絶対高さ15mに指定されているエリア。専有面積は67.12〜87.33u、価格は未定だが、坪単価は250万円になる模様だ。竣工予定は平成25年4月下旬。設計・施工・監理は安藤建設。トータルデザイン監修は日建ハウジングシステム。マーク伊東氏も家具などの選定・デザインにかかわっている。

 現地は、「モトスミ・ブレーメン通り商店街」を抜けた三菱ふそう社宅跡地。四方道路に囲まれたほぼ正方形の敷地で、敷地中央に大きな中庭と共用施設を配し、建物はそれを取り囲むようにロの字型に配置されている。

 住戸プランは、中庭の借景を生かしたワイドバルコニー、専用庭・コンサバトリー付きや、ハイサイドライト屋根付きのほか、専用駐車場・サイクルポート付きプランを多用しているのが特徴だ。また、東京ガスが推進する「わたしの森プロジェクト」と提携して、中庭に自分たちで緑を植えコミュニティの育成を支援する取り組みも行う。

 販売担当者は、「武蔵小杉などには超高層タワーマンションは多く供給されているが、中層マンションは中原区には少なく、中層を好む方の問い合わせが多く、中庭の評価が高い」と話している。

(牧田 司記者 2012年6月1日)