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プレハブ建築協会が総会 消費税・環境問題への取組強化

 
和田会長

  プレハブ建築協会は5月30日、第50回通常総会を開き、平成23年度事業報告及び決算報告、平成24年度事業計画及び収支予算などを承認、可決した。今年度の新しい取り組みとして、ストックの品質向上と流通促進を図るため「ストック分科会」を立ち上げることも決めた。また、協会設立50周年史を来年1月までに編纂する。

 総会後の記者会見で、和田勇会長(積水ハウス会長兼CEO)は、「消費税問題は国策として避けて通れないが、内需の柱である住宅が大幅に落ち込まないような対応策を引き続き訴えていく」とし、「CO2削減や環境問題にも使命感を持って責任を果たさないといけない。今後はスマートハウス、スマートシティからスマートグリットに向かうのは必至だ。エネルギー、環境問題に取り組まないと食べていけない」と、消費税問題と環境問題への取り組みを強化すると語った。

 藤井康照副会長・住宅部会長(パナホーム社長)は、「環境行動計画『エコアクション2020』を公表するが、CO2削減目標である2010年比で50%減は必ずやりきる」と決意を語った。

(牧田 司記者 2012年5月31日)