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 あらたに葉子さん 美しい日本の心を被災地へ

細田工務店がチャリティコンサート


あらたに葉子さん(細田工務店「リボン館」で、高田美季さん撮影)

 細田工務店は4月7日、東日本大震災の被災地に歌と音楽と想いを届けようと復興支援企画チャリティコンサート「心のふるさと『童謡・叙情歌』」を同社の「リボン館」で行い、歌手のあらたに葉子さんと音楽集団「東京カンソン」が約30人の参加者と一体となって「蘇州夜曲」「外山節」「山のお宿」など約20曲の日本の心を被災地に届けた。

 あらたに葉子さんは1995年CDデビュー。1996年NHK新人歌謡コンテストで優秀賞。2005年に東京カンソンに参加。現在、NHK歌謡コンサートやTV、ラジオなどで活躍。東京カンソンは、日本の叙情歌、大正昭和の流行歌から民謡まで日本の古き良き頃の曲等をレパートリーに取り入れながら、「スローライフ」をテーマに音楽活動している個性派集団。震災後、月に1回は被災地で活動している。

 会場には、あらたにさんらと活動を共にしている写真家・高田美季さんが撮影した被災地の写真もたくさん展示され、被災者ががれきで作ったキーホルダーも販売された。入場料金などは被災地へ寄付される。

  
あらたに葉子さん(細田工務店「リボン館」で、高田美季さん撮影)

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 音楽音痴の記者でも美しいものに感動する心は持ち合わせている。お茶目でコミカルなあらたにさんは、実に美しい日本語を歌った。一語一語を透き通る声ではっきり発音しながら心を伝えた。「ゴンドラの唄」は記者が少年の頃、裏山に登ってほろほろと涙を流しながら口ずさんだ曲だ。あらたにさんのファンになった。あらたにさんは、いま旧東海道を歩く旅を続けており、4年かけて日本橋から記者の故郷の三重県の関宿(亀山市)まで踏破したそうだ。

※以下は記者が写す

      


右はパーカッション担当の古川はじめさん

(牧田 司記者 2012年4月9日)