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 住宅地・中古マンションとも価格下落幅は縮小

野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネットは4月6日、定期的に行っている首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の2012年4月1日時点の動向について発表。住宅地価格・中古マンション価格とも四半期ベースでは値下り率が縮小し横ばい傾向を示しているとした。

 1〜3月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では ▲0.5% (前回 ▲0.9%) の変動率となり、四半期比較で「値上がり」を示した地点が4.3%(前回3.6%) 、「横ばい」が72.1% (前回 59.3%) 、「値下がり」が23.6% (前回 37.1%) となった。平均変動率では、全エリアで1%未満の下落となり、千葉県以外では値下り率が縮小し横ばい傾向を示した。

 「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で▲0.5% (前回 ▲1.1% ) の変動率となり、四半期比較で「値上がり」を示した地点が4.6%(前回 1.9%) 、「横ばい」が65.7% (前回 56.5%) 、「値下がり」が29.6%(前回41.7%)となり、横ばい地点割合が増加している。全エリアで平均変動率が1%以下となり、値下り率も縮小し横ばい傾向となった。

(牧田 司記者 2012年4月6日)