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三菱商事×野村不動産

「スマートシェア・タウン構想」に基づく「船橋森のシティ」始動


タウンネーミングは、2011年11月〜2012年1月まで、「船橋山手みらい」「船橋森のシティ」「船橋 Share Town」の3案から選ぶ投票形式で募集を行い、計17,083票の中から決定された

 三菱商事と野村不動産は3月23日、千葉県船橋市で開発中の再開発事業「(仮称)船橋北本町プロジェクト」と同駅西地区で計画中の「(仮称)イオンモール船橋」を「スマートシェア・タウン構想」に基づき一体的に開発し、タウンネーミングを「船橋森のシティ」に決定したと発表した。

 「船橋森のシティ」は、 JR船橋駅から徒歩14分、または東武野田線新船橋駅から徒歩1分、船橋市北本町一丁目に位置する開発面積約11.2haの「(仮称)船橋北本町プロジェクト」と、開発面積約6.3haの「(仮称)イオンモール船橋」の総称で、総開発面積は約17.6ha。分譲マンション1,497戸、病院、 戸建住宅42戸、大型商業施設、大型公園、子育て支援施設などを整備する計画。

 「スマートシェア・タウン構想」では、先進の環境技術、ITネットワーク技術を活用した最先端の都市のシステムと基盤づくり、居住者の「絆」を創出する仕組みやきっかけ(=価値をシェアする機会)づくりをそれぞれ進め、ハード・ソフト両面から先進の社会システムを「共有=シェア」する仕組みの構築を目指す。

 電気自動車・リチウムイオン電池・太陽光発電の融合による非常災害時の電源確保システムを導入するほか、エネルギー見える化、デマンドレスポンス対応電気料金メニューなどの導入による、住民の自発的 かつ持続的な省エネ意識を促す取り組みを行う。

(牧田 司記者 2012年3月26日)