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第22回RBA野球大会 水曜ブロック決勝戦 5月25日 横浜スタジアム

旭化成ホームズ−住友林業 

住友林業・鈴木監督 「謙虚、謙虚に戦います」


鈴木監督

 

旭化成ホームズと互角? 今年は超大型新人投手を補強

 日程の都合で年越しとなった第 22 回RBA野球大会 水曜ブロック決勝戦、旭化成ホームズ−住友林業は5月25日(水)、東京ドームが節電の関係で使用できなくなったことから、舞台を横浜スタジアムに移して行われるが、住友林業・鈴木監督が戦いを前に次のように語った。

 「大丈夫かな? 震災前まではしっかり練習していたが、震災後は全然やっていない。恥かかされるかも…。相手はどうなんですかね。会社は大応援団を送り込む予定で声を掛けている。昨年の400人を上回るのでは…。コメント? 胸借りるつもりで、普段どおりの野球をして雪辱したい。大口は叩きません。謙虚、謙虚にやります。相手? 投手はコントロールがいい。それと捕手。僕も捕手だが、彼(山本)は頭がいい。センターラインが要注意」

 いつもは強気のコメントが多い鈴木監督だが、震災の影響で練習不足とあってかなりトーンダウン。しかし、今年の戦力補強にぬかりはない。現段階では、名前は明かせないが、超大型の新人投手を補強した。「僕の日大三高の後輩で左のエース。甲子園ベスト4まで進んだ。仕事も面倒見るからと、拝み倒して来てもらった。大学は準硬式のエース。準硬式なのは旭化成ホームズの今野投手と同じ」

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 話を聞く限り、今年の優勝戦線はやはり旭化成ホームズと住友林業か。リストは明らかに練習不足。あと一歩でドームを逃している三井不動産販売リアルプランセンターはエース北地がリパークにトレード=B投手力不足が心配だ。

 むしろ4強戦線に食い込みそうなのが城西大卒の渡辺がいい伊藤忠ハウジングか。オープンハウスも練習量は十分。同じハウスメーカーで旭化成ホームズ、住友林業に後塵を拝してばかりはいられない積水ハウス、選手の高齢化が心配だが、2年目の投手が活躍しそうな東急リバブルあたりが面白い。住友不動産販売はむらがある。

 26日の抽選会でしっかり取材して、各チームの戦力を分析したい。

(牧田 司 記者 2011年5月16日)