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第23回RBA野球大会 水曜ブロック 決勝トーナメント

どっちも勝て 記者の勝って予想

2度あることは3度あるのか3度目の正直か

リスト−三井リアルプランの対決

 旭化成ホームズ−住友林業が2度あることは3度ある≠フか3度目の正直≠ネのかという興味深い試合であることを先に書いたが、もう一つの準決勝戦、リスト−三井不動産販売リアルプランもまた2度あることは3度ある≠フか3度目の正直≠ェあるのかどうかという試合だ。

 準々決勝戦で積水ハウスを下した三井リアルプラン吉田監督は、記者は何も言わないのに「リバブルさんを3度目の正直で倒した。今度のリストさん(この時点でリストが勝つかどうかは決まっていなかったが)にもこれまで接戦で2度負けているが、今度は勝つ」と言った。記者はとっさに「2度あることは … 」と言いかけたら、吉田監督は「とんでもない」と言下に打ち消した。そのような不吉な言葉は聞きたくなかったのだろう。

 さて、いったいどちらが勝つのか。レーティングはリストが89で、リアルプランは81。リストが優勢とは見たが、試合はやってみないとわからない。

 倉持監督は、誰を投げさせるか「舟山か俺か」とすっとぼけたが、八筬であるのは9分9厘間違いない。記者は4年前のほうが凄みがあったと思うが、主砲杉山に言わせると「太ったぐらいで変わっていない」という。

 リアルプランはリストのサイドスローのエース八筬を打てるかどうかにかかっている。

 八筬はスピードは衰えたと感じた。4年のプランクは大きいはずだ。ただ、(アンダースローだが)西武の牧田を打者は全く打てないように、あのサイドスローを攻略するのは容易でない。似たような投手はオープンハウス土肥、ちばリハウス篠原、伊藤忠ハウジング吉田らがいるが、3人には悪いがレベルが違う。牧田とロッテの渡辺俊介以上の差がある。リアルプランナインがキリキリ舞する場面もあるか。しかし、狙い球を絞れば、特に左打者は攻略できるかもしれない。

 打線は、リストのほうが強打者がいるが、機動力を含めた打線そのものは互角だ。リアルプランは神村、神、寺田に打率7割の原もいる。安田は好きに打っていいという指示が出ているのだろうが、志保沢同様、振り回したら八筬の術中にはまる。江川コーチはしっかりサイドスロー対策を練ってくるだろうが…。

◇    ◆    ◇

 「ドームが決まったら娘を連れてくる」と、娘さんがAKB48のメンバーでもある倉持監督と記者は約束を交わしている。

 正直言ってAKB なんか3年ぐらい前に知ったばかりだし全く興味もない。それより、倉持監督がドームでどのような采配をふるい、あるいは大敗か大勝の場面で「ピッチャー俺」と登板するのではという期待にわくわくするのだが、まあ、娘さんが登場すれば観衆は大騒ぎするだろうし追っかけ≠熨蜍唐オて押しかけてくるかもしれない。 RBA をメジャーに≠ニいう記者の夢の実現へ少しは効果はありそうだ。娘さんは「お父さんに似なくてよかった」と思っているはずだが、少しはお父さん孝行をしたほうがいい。ドームが決まったら、他の予定を全てキャンセルしてでも駆けつけるべきだ。毛が少なくなったお父さんに、太い親子の絆で結ばれていることを見せてやって欲しい。

 それでも判官びいきの記者は、「素人監督」のリアルプラン吉田が(ロッテ時代は)西武キラーの元プロの監督を負かし、40歳にして第一子が誕生したときのように感極まって滂沱の涙(流したかどうかはしらないが ) を流す場面も見てみたい。ひょっとして倉持監督も娘さんは40歳ぐらいのときの子どもか。

(牧田 司 記者2011年10月14日)