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第23回RBA野球大会 決勝トーナメント

 水曜は順当なら昨年の2強が準決で対決

日曜はケンコーポがくじ運に恵まれる


抽選会場(ヒルトン東京)

 第23回RBA野球大会決勝トーナメント抽選会が9月5日行われ、組み合わせが決まった。水曜ブロックは予選Tで3連勝したオークラヤ住宅、住友林業、三井不動産販売リアルプラン、リストがシードされた結果、5連覇中の王者・旭化成ホームズが順当に勝ちあがればオークラヤ住宅と準々決勝で、また、昨年準優勝の住友林業も勝ち上がれば準決勝戦で旭化成ホームズと対決することになる。伏兵はエース生田を擁する初参加の積水ハウス京葉か。

 優勝候補の一角、リストはややくじ運に恵まれた。よほどのことがない限り準決勝戦まで勝ち進みそうで、あとの4強は三井リアルプラン、東急リバブル、大和ハウスの争いか。こちらは激戦が予想される。大和・冨長は水曜・日曜両ブロックトップの奪三振率18.0を記録しており、侮れない存在だ。

 日曜ブロックは予選3連勝のケン・コーポとタイセイ・ハウジーで、ケン・コーポは明らかに対戦相手に恵まれた。打撃力は弱いが、プロ野球で言えばダルビッシュ有クラスの力の持ち主の小笠原が普通に投げれば打たれない。

 タイセイはやや不安がある。予選では山崎がほとんど投げたが、失点もしており、相手が強化されてどうか。北地、東の「東北コンビ」が実現した三井不販リパーク、又地を擁する東急不動産も侮れない。元ベイスターズの投手で打者に転向したタイセイ千葉英は「速球派は打てる」と語ったが、果たしてどうか。

 どう転んでも優勝戦線に食い込むことはないだろうが、日曜のポラス−旭化成リフォーム、水曜の三菱地所リアルエステート−コスモスイニシアはそれぞれレーティング最下位と下から2番目のチーム同士の4強争い、8強争い。レーティングが正しければ、かつてない激しい戦いになりそうだ。

 各チームの抽選会参加者からは嘘か本当かは分からないが、コメントを聞いているので、明日(6日)詳報する。大和ハウス大原監督は「もっとレーティング上げて」と語ったし、積水ハウス堀田監督は「全然、勝てる」、リスト杉山は「投手は佐藤だけでない。別の投手もいる」、ケン田辺監督は「小笠原は故障。片寄が投げる」、三井不動産・福田は「投手が投壊≠ニ書いて。リパークはグループ会社だが、お友達ではない」、サンフロ二宮監督は「僕が投げる」などとそれぞれ意味深なコメントを残した。


リスト杉山「僕が左手で13番を引き当てた。ちゃんと書いといて」
(何をいいたいかはよく分かるが、13の数字はもっとも忌み嫌われる数字ではなかったか)

(牧田 司 記者2011年9月5日)