旭化成ホームズが5回コールド勝ち 3人完封リレー 旭化成ホームズ平山投手
(5回コールド)
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長谷工アーベスト完敗 次戦が必勝態勢? 旭化成ホームズが5回コールド勝ち。前試合でさよなら負けした憂さを晴らした。平山−松尾−松本が完封リレー。長谷工アーベストは完敗。 初回の2死満塁の好機をつぶし嫌な雰囲気が漂った旭化成だが、2回に振り払った。この回先頭の7番松島が四球で出塁し続く青木紘が2塁打して好機を広げ、敵失と1番木下、2番三好、3番久保田の3連続長短打で一挙5点を奪った。4回には4番深海が本塁打し、5回には久保田の2点2塁打などで決定的な3点を追加した。平山−松本−松尾とつなぎ、チーム101勝目をコールド勝ちで飾った。 長谷工アーベストは9人しか揃わず完敗。
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旭化成 席打安点 E 木 下4 4 1 1 C 三 好4 4 1 0 G 久保田4 4 2 3 D 深 海4 1 1 1 H 大久保4 3 2 1 DH 中 山3 3 1 0 DH 吉 田1 0 0 0 B 松 島3 2 0 0 打3今 野1 1 0 0 A 青木紘2 2 1 0 打2津久井10 0 0 F 青木快3 3 1 1 振球犠 2 7 0 3427 107 …………………… 長谷工 席打安点 A 重 山2 2 0 0 F 山 田2 2 1 0 D 大 谷2 2 0 0 E 後 藤2 2 0 0 B 中 野2 2 0 0 G 及 川2 1 0 0 F 梅 垣2 2 1 0 C 三 岳2 2 0 0 H 田 中2 2 0 0 振球犠 4 1 0 1817 2 0 ………………… 投 手 回安振球責 平 山 3 2 1 0 0 松 尾 1 0 0 0 0 松 本 1 0 2 1 0 ………………… 梅 垣 510 2 7 8 本塁打 深海 3塁打 久保田 梅垣 2塁打 久保田 青木紘 |
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○ 鈴木監督 苦しいメンバーの中でよく闘った。このまま決勝まで勝ち進んでいく。松尾、松本ともよかった ○ 松本 僕は今野さんや菅野さんと一緒の宇都宮勤務 ○ 三好 牧田さん、アンチ旭化成じゃないの? (いえいえ大ファンです。皆さんが知らない、大京にコールド負けしているときからしっかり見てきました。平居社長の応援団でもあります。野球だけでなく本業でがんばっているのが何より好きです。ただ、ここまで強くなると、北寒寺だけは打って欲しいし、エラーなど見たくないが、他の選手、例えば今野が本塁打を打たれるシーン、山本が盗塁を許す場面、三好が凡打を繰り返し落ち込む姿を見たいと願っているのも事実)
鈴木監督が粋な采配 今野が代打で登場 記者は見ていなかったのだが、旭化成ホームズのスコアブックには今野が最終回の5回2死満塁の場面で、代打で出場、3塁ゴロを放ったことが記録されていた。 今野は冗談半分に試合後のミーティングなどで「打者に転向したい」といつもアピールしている。記者も一度、今野の打撃を見たくて、女性マネージャーを通じて「北寒寺が欠場するのだから、今野を遊撃手として起用して」と鈴木監督にお願いした。マネージャーからは「遊撃手は決まっています。お楽しみに」というメールが返ってきた。今野の先発はないと思った。遊撃手は小柄ながら絶好調の木下だった。 試合前、今野は次のようなことを話した。「僕は西武の中島などと一緒の宝塚のシニアに属し3塁手だった。1歳下のチームは全国2位まで進んだ。高校は普通の県立で、僕は投手で4番。ベスト18まで進んだ。明大では準硬で3番。ただ、社会人なってから9年間、打撃練習はやっていないから全然打てない。打者で出られなくて当然」 今野の話を聞いて打てないことが分かったのだが、それでも鈴木監督は試合が終わっていた場面ではあったが、美味しい¥齧ハで今野を代打に送った。みんなが納得できる代打策だったはずだ。今野も納得したはずだ。 |
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(牧田司記者 平成23年7月14日) |