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第22回RBA野球大会 水曜ブロック 2日目

どっちも勝て 記者の勝って予想

(  )内は記者のレーティング

※記者からのお願い 当日は全部で16試合。4試合が同時進行です。全ての試合を満遍なく取材するのは不可能です。スコアをつけられるチームは試合後、スコアカードを写させていただきますし、そうでないチームは記者が聞き取り取材をするまで帰らないようにしていただきたいと思います。全ての試合の記録を残さなければ、記録を取る意味がなくなります。どうかご協力くださいますようお願いします。

【日の丸】

10:00 〜 12:00 a13  伊藤忠ハウジング( 80 )−積和不動産( 67 )

 レーティング差は13。明らかに伊藤忠が優勢。新人渡辺投手は水曜ブロックでは5指に入る好投手。積和は攻略するのが容易でない。しかし、伊藤忠の新監督、面高は勝つ前に舞い上がって渡辺を温存する手に出るかもしれない。渡辺が投げなければ優劣は互角。積和は当たって砕けろ。野球はやってみないとわからない。

12:00 〜 14:00 a16  長谷工アーベスト( 68 )−住友林業( 85)

 ここもレーティング差は大差がついている。長谷工・及川監督はまさか本気ではないだろうが「優勝を狙う」と話した。「前言は冗談だった」と言わなくて済むよう試合を組み立てるべきだろう。住林は先発が難しい。初戦で5回完全試合を達成した石井の先発はないだろう。西野、稲田、芝原の先発もないと読んだ。鈴木監督は、相手は格下とみて新戦力を試すのではないか。そこが長谷工の付け入る隙だ。先手を奪えば、梅垣でも大谷でも番狂わせを演じるかもしれない。

14:00 〜 16:00 b3 スウェーデンハウス (78) −オークラヤ住宅 (82)

 いい試合になりそうだが、投手力はやはり安定感抜群の小森を擁するオークラヤが勝る。目黒捕手との呼吸もぴったり。相手がスウェーデンなら最小失点に抑えるはず。スウェーデンは大関投手の出来がカギを握る。絶好調なら貧打のオークラヤを完封する力があるが … 。

16:00 〜 18:00 b6 野村アーバンネット (72) −三菱地所リアルエステート (56)

 レーティング差は大差がついているが、数値ほどの差はない。地所リアルは明らかに戦力アップしているし、野村木内監督と地所リアル榊監督の口撃戦≠ネら互角だ。むしろ、地所リアルが上回るかもしれない。榊監督は絶口調=Bメタボなど歯牙にもかけない。一方の野村アーバンは木内監督の解任をめぐって内紛が勃発!?不安材料もある。相手は組みやすしとみてエース三根を温存する策におぼれると危うい。舌戦が高じて接戦、激戦、乱戦、熱戦、決戦、混戦、凡戦になる可能性も否定できない。血戦や白兵戦、騎馬戦にはならないだろう。

【ヒマラヤ】

10:00 〜 12:00 a14  三菱地所ホーム( 54 )−総合地所( 59 )

 レーティングは36チーム中のなかで最下位の地所ホームと、下から5番目の総合地所。この日の16試合の中でもっとも面白い試合だ。どう転んでも不思議でない。先発は実績∞名前≠セけなら互角の地所ホーム鈴木と総合地所の長島か。しかし、過去の名前も実績も全く通用しないのが非情な勝負の世界。かつての剛速球投手・長島もハエが止まる¢ャ球派鈴木と同じだろう。ここはやれ打つなハエが手をすり足をすり≠フ一茶戦法は通用しないだろうか。あるいはまた、お互いが自らが先発して衰えを白日にさらしたくない意識が働いて登板を回避して、ほかの投手を登板させるか。必見の試合だが、記者は同時に4試合を取材しなければならない。どうすればいいか。

12:00 〜 14:00 b1 旭化成ホームズ (91) −ちばリハウス (78)

 両チームは一昨年、準決勝戦で戦い、旭化成が18点を奪い圧勝している。ちばリハウスは雪辱戦となるが、どう考えても劣勢は否めない。エース篠原を立てて惨敗する傷の深さを考慮すれば、だめもと≠ナ小川監督あたりが先発し、めまぐるしく投手交代するめくらまし$法はどうだろう。旭化成はエース今野も平山も登板はないと見た。経験を積ませるためにも2年目の松尾の先発と見た。制球難を露呈すれば面白い展開になるが … 。

14:00 〜 16:00 b4 東急リバブル( 83) −ミサワホーム東京 (66)

 リバブルが相手に恵まれた。しかし、このチームは王者・旭化成ホームズと互角に戦う一方で、明らかに格下と思えるチームとも接戦を演じる。強いのか弱いのかさっぱり分からない。相手なりに闘う優しい心根の持ち主ばかりなのかもしれない。先発は左腕の桑折で間違いない。ミサワはベテラン渡部の先発だろう。のらりくらり投げれば大番狂わせもあるかもしれない。

16:00 〜 18:00 b7 野村リビングサポート (62) −みずほ信不動産販売 (61)

 レーティングは1点差だが、これはあくまでも昨年までの戦いぶりを評価したもの。今年の野村リビングは明らかに戦力アップ。課題の守備力もアップ。力は拮抗しており、甲乙つけがたいが、試合をこなしているだけ野村の優勢と見た。みずほ信は昨年と同じ戦力ではやや苦しい。

【桜】

10:00 〜 12:00 a15  リスト( 87 )−エイブル( 70 )

 初陣エイブルが優勝候補の一角のリストにどこまで戦うか。抽選会での情報収集からすればエイブル劣勢は否めない。強打のリスト打線を5点までに抑えれば決勝トーナメントに勝ち進む力ありとみるが … 。練習試合を見た限りでは、リストは明らかに戦力アップしている。

12:00 〜 14:00 b2 ポラス (71) −セキスイハイム不動産 (57)

 ポラスがやや優勢。エース&主砲の清水の怪我が心配だが、相手は強豪の住林に5回完全試合を喫したチーム。セキスイハイムはプロゴルファー大島の意地を見たい。

14:00 〜 16:00 b5 日神不動産 (63) −大和ハウス工業 (70)

 大和ハウスが優勢。40歳の新人トミー(冨永)≠ヘ本物だ。スピードは水曜ブロックで 5 指に入る。日神打線をキリキリ舞いさせるか。日神は最小失点に抑え、柳原の一打にかけたい。

16:00 〜 18:00 b8 ナイス (61) −積水ハウス京葉支店 (63)

 互角だ。積水京葉は主砲佐藤の出来次第。何とか走者をためて大量得点を狙いたい。竹内はナイス打線なら抑える力はある。打線は佐藤が鍵を握る。ナイスの福島、正木両投手は通用するはず。前試合の戦いぶりからすればナイスにも勝機は十分。

【ケヤキ】

10:00 〜 12:00 a15  三菱 UFJ 不動産販売( 60 )−モリモト( 65 )

 レーティング差は5点。わずかにモリモトが上位だが、逆転の可能性もあるとみた。昨年はふがいない成績に終わった三菱 UFJ は石本、増子の両エースが本来の力を発揮すれば、モリモトを一蹴する力がある。対してモリモトはマンションは絶好調だが、野球は反比例して弱体化する一方だ。六角監督は減量に余念がないと聞くが、果たして投げられるのか。角が取れるのは人間性だけでいい。

12:00 〜 14:00 b2 ベンハウス (72) −積水ハウス (81)

 敗れれば双方とも予選敗退が早々と決まるだけに、ここは必勝態勢だろう。ベンハウスの初戦惨敗の理由ははっきりしている。エース白井が欠場したからだ。今回も欠場となると勝ち目はない。積水は初戦相手の旭化成が強すぎた。ここは格上。力で押し切るか。

14:00 〜 16:00 b5 ミサワホーム東京神奈川 (73) −東京建物不動産販売 (61)

 ミサワ神奈川は初戦まさかのサヨナラ負け。藤原監督代行は頭を丸めているかもしれないし、ショックで欠場するかもしれない。しかし、チームにとっては大きな得点源。藤原の出欠がポイントだろう。エース清水は人間ができている。動揺はないとみた。東建不販はリバブル相手に健闘した。中1週間では佐林もきついが、四死球を少なくして省エネに徹したい。

16:00 〜 18:00 b8 住友不動産販売 (82) −積水ハウス千葉西 (66)

 住友不動産販売が優勢。前試合はエース伊藤が欠場したが、ここは後がないから必勝態勢で臨むはず。打線も主砲前田を中心に元気だ。千葉西はエース八木が投げられそうもなく苦戦は必至。門以外にだれか投げられないのか。

(牧田 司 記者2011年6月21日)