RBA HOME> RBAタイムズHOME >2011年 >

第22回RBA野球大会 日曜ブロック 1日目

どっちも勝て 記者の勝って予想

(  )内は記者のレーティング

6月12日 三郷・サンケイグラウンド

【グラウンド 2】

10:00〜 12:00  タイセイ・ハウジー(79)−三井不動産レジデンシャル(68)

 レーティング差が11も上位のタイセイ・ハウジーが優勢と見たが、タイセイは買いかぶりしたかもしれない。W千葉が投げない(投げられない? )からだ。W千葉が投げなければ、山下か野呂あたりが投げるのだろうが、いずれにしろある程度の失点は覚悟しなければならない。打線はW千葉に主砲・村上、2年目の田母神ら強力だが、打線は水もの。全幅の信頼は寄せられない。

 劣勢の三井不動産レジデンシャルにもつけ込むチャンスはある。バックがしっかり守り、エース鈴木が粘り強く投げれは、逆転の目はある。

12:00〜14:00  ポラスグループ(78)−青山メインランド(75)

 ここもレーティング上位のポラスに不安がある。投げるのは近藤だろうが、もともと投げながら調子を上げるタイプ。調整不足だと痛打を浴びる場面もありそうだ。打線は年々下降気味。記者が好きな核弾頭荒川もピストルどころか水鉄砲ぐらいになってしまった。

 青山は元ベイスターズの吉井が間違いなく先発する。得意のシュートでカウントを稼ぎ、最後はスライダーがシュートで討ち取るピッチングか。まさかまた肉離れは起こさないだろう。酒、タバコのとり過ぎだけが心配だ。新戦力しだいではレーティングをあげる必要があると見ている。

14:00〜16:00  サンフロンティア不動産(79)−東京建物(55)

 サンフロンティア不動産が優勢。投げられる投手が4人ぐらいいるので先発は分からないが、誰が投げても東京建物打線を抑えるか。

 東京建物は昨年、陣内がチームを5年ぶりの勝利に導いたが、ここは相手がやや悪い。死んだ振りをして相手を油断させて、足元をすくうか股間を蹴り上げろ。お嬢さん*球をかなぐり捨てて、男の意地を見せてやれ。

16:00〜18:00  ケンコーポレーション(86)−三菱地所(78)

 ケン・コーポが優勢。小笠原の出来に不安はないと見た。 2年連続V逸の責任を一身に負っている責任感の強い投手と思う(彼の責任ではない=打てない打の責任)。打は新婚ボケが心配な大原をはじめ、迫力がなくなってきた。

 三菱地所は劣勢だが、若手が成長しており、一泡吹かせたいところだろう。ただ、先発しそうな太田はよほどコントロールに気をつけないと痛打を浴びそう。かといって、むやみに四死球を出さないことだ。相手は若い何人かは足もある。羽中田−矢澤の1、2番コンビを封じれば面白い展開になる。

【グラウンド 4】

10:00〜 12:00  ミサワホーム(62)−旭化成リフォーム(76)

 レーティング上位の旭化成リフォームが優勢と見たが、ここも旭化成リフォームを買いかぶりしたかもしれない。メタボの金子が投げるとすれば、大量失点もありそうだ。相手が強力打線なら金子ののらりくらり投法がはまるかもしれないが、緩い球は相手にとって打ちごろになる危険性もある。

 ミサワホームは鉄人大野の先発か。相手はそこそこ打つが、大量失点はしないだろう。打線が奮起して打ち勝つ野球をすれば互角に戦える。相手先発の金子の直球はせいぜい100キロ。「1 ・ 2 ・ 3」でなく、「1〜 2 〜〜3」のタイミングでドンぴしゃりだろう。

12:00〜14:00  三井不動産販売リパーク(83)−清水建設(85)

 接戦間違いなし。リパークは東の先発だろう。清水はエース小寺もあるが、他の投手の可能性もある。清水が小寺以外ならリパークが優勢。小寺が万全ならやはり清水が優勢と見た。

 いずれにしろ、今年の優勝戦線を占う意味で見逃せない一戦だ。お互い腹の探りあいとなり、エースを温存して大乱戦になる可能性も否定できない。リパーク森下、清水山寺両監督も記者のような真っ直ぐの性格の持ち主でなく、曲者だ。

14:00〜16:00  菱重エステート(78)−三井不動産(83)

 三井不動産が優勢と見たが、不安がないわけではない。先発は間違いなく相澤だろうが、肩痛の木下や、相澤が一押しの室谷なら相手打線につかまる可能性がある。

 菱重エステートはエース佐々木だろう。自ら牛耳ろうというのでなく、内外野を信頼して打たせてとる、つまり四死球を半減させれば互角以上の戦いができると見た。

16:00〜18:00  三井不動産住宅サービス(72)−東急不動産(67)

 一応、三井不動産住宅サービスを優勢と見たが、やや買いかぶりしたかも知れない。先発の宮崎を過大評価しすぎたかもしれないからだ。記者は昨年末、管理会社の大会で宮崎の投球を見たが、針の穴を通すのではないかと思ったほど、すばらしいコントロールをしている。カーブ、スライダーが面白いように低めに決まる。しかし、あのときのピッチングが果たしていつも出来るのか。井上が投げられないとなれば、落とし穴もある。

 対する東急不動産は震災支援の合宿を張るほど士気は高まっているようだ。闘志が空回りしないよう一つ一つ塁を進める攻撃に徹すれば勝機も生まれる。小さな大投手£村の先発か、あるいは別の投手か。いまひとつ読めない。

(牧田 司 記者2011年6月7日)